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香川照之に続きENEOS会長までクラブでご乱行…彼らの失敗の本質はどこにあるのか(元木昌彦)(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】
ノンフィクション作家の佐野眞一が亡くなった。享年75。佐野が週刊朝日で橋下徹大阪市長(当時)のルーツに触れ、批判を浴び、作家生命を絶たれようとしていた。そんな時、彼に、「今こそノンフィクションとは何かを問え」と言って、「ノンフィクションは死なない」(イースト新書)を書かせた。普段はしかつめ顔だが酒を飲むと楽しい男だった。合掌。
香川照之に浮上する“韓国出稼ぎ”復活プラン 交流14年の意外な超大物が救いの手
さて、俳優の香川照之(56)や燃料油販売最大手ENEOS会長だった杉森務(66)が、高級クラブでホステスに「性的暴力」を振るったことが話題になっている。
香川は2019年7月、銀座のクラブでホステスの服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取り、一緒にいた客とにおいを嗅いだうえ、彼女にキスを強要し、服の中に手を入れて乳房をなでまわしたという。
杉森は今年の7月1日、沖縄の高級クラブで、ホステスのドレスの中に手を入れて胸を触り、それでは飽き足らず、腕で強引に首を絞めるような格好で唇を奪ったそうだ。
女性は幾度も拒んだが、杉森は「銀座では普通だよ、こんなの」「いいから乳首、触らせろ」などとしつこく迫り、ついにはドレスを強引に脱がし、上半身を素っ裸にしてしまったというのである。
衆人環視の中で理不尽なことをされた女性は、その場に泣き崩れたそうだ。“事件”後、2人の被害女性はともにPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ってしまったという。 両方とも週刊新潮がスクープしたものだが、報道後、香川はほとんどの番組やCMの仕事を失った。杉森は8月12日、すべての役職から辞任した。新聞は当初、「突然辞任」としか報じなかったが、週刊新潮電子版を見てあわてて「辞任理由は性暴力だった」(朝日新聞DIGITAL 9月21日15時50分)と続報した。
私は、2本の記事を読んで怒りがわいた。今や安手のキャバクラのようになったクラブに対してではない。2人にはもちろんだが、その店の客に対してである。杉森のいたのはVIPルームだったそうだが、あれだけのバカ騒ぎに客が気づかないわけはない。香川は衆人環視の中である。「昔は」などという言葉を持ち出したくはないが、銀座には客に対して毅然としているママがいた。客にも遊び方を心得ている粋な連中が多かった。
あのような光景を前にすれば、客が騒ぎ出して止めに入り、香川や杉森を叩き出していたはずである。クラブというのは、あるハードル(カネや地位)を越えた人間の集まりだから、店に入れば浮世のしがらみを忘れ、ひと時を過ごすというのが共通認識であるはずだ。
有名芸能人だろうと大企業の会長だろうと、座を乱すヤツは、ほかの客が黙っていなかった。少なくとも、私が通っていた頃の銀座はそうだった。
石原裕次郎はクラブの女性と数多くの浮名を流した。銀座「リップ」の雇われママ、祇園の「千子」のママだったと、アサヒ芸能(1987年7月30日号)が報じている。勝新太郎も取り巻きを大勢連れて飲み歩き、クラブの女性と愛人関係にあったが、客も彼の振る舞いを許し、何よりも勝新という男を愛していた。
香川も杉森も、外の世界の“権力”を、そのままクラブの中に持ち込んだため、人生最大の陥穽(かんせい)にはまった。
「人の本質を見たかったら、小さな権力を持たせてみなさい」
ある銀座のママの言葉である。 (文中敬称略)
(「週刊現代」「フライデー」元編集長・元木昌彦)
提供元:Yahooニュース

