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一粒で二度おいしい!? 同時に描かれる2通りの物語から目が離せない映画3作(dmenu映画)

2018年1月13日公開の『わたしたちの家』は、監督・清原惟にとって、東京藝術大学大学院 映像研究科 映画専攻修了作品で、かつ劇場デビューとなる作品です。本作は若手の登竜門としても知られる「ぴあフィルムフェスティバル」 のコンペティション部門「PFFアワード2017」で、グランプリを受賞しています。
この映画では2つの物語が同時進行するのですが、その舞台となっているのが同じ1軒の家。物理的にはあり得ない展開なので、時代が違うのか、はたまた時空が違うのか……。不思議な世界観が観客を魅了します。一つはホームドラマ、もう一つがミステリーと内容の全然違う物語を同時に楽しめるので、ちょっと得した気分になれるかもしれません。
今回はそんな2つの物語が同時進行していく、“一粒で二度おいしい映画”の世界を紐解いてみたいと思います。
地下鉄のドアが閉まるとき、その電車に“乗れた”か“乗れなかった”かで運命が大きく変わる……。そんな主人公ヘレンの2つの人生を、同時進行で描いたのが『スライディング・ドア』です。
地下鉄に“乗れた”ヘレンは、自宅に帰ると恋人ジェリーが浮気の真っ最中。でも、地下鉄で隣に座っていた男性ジェームズとの、新たな恋が始まります。一方、“乗れなかった”ヘレンはジェリーの浮気に気づかずに、いつもと変わらない日々を過ごしていく……。
この映画の面白いところは、2つの物語が全く同じ場所で展開しているところ。あるバーでの場面では、浮気を知ってやけ酒を飲んでいるヘレンが、ジェームズとの再会を果たします。しかし、もう一方では地下鉄でジェームズと会っていないので、彼とは他人のまますれ違ってしまうといった具合です。ジェームズを選んだ場合にはジェリーが、ジェリーを選んだ場合には彼の元カノが現れて、どちらも三角関係が展開していくというのも、面白くもまた生々しい展開ですね。
誰もが毎日ヘレンと同じように、何かしらの分岐点を潜り抜けている。この映画を観終わったときには、それを身近に感じられるようになっているでしょう。
提供元:Yahooニュース