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サカナクション山口「マイノリティについて深く考えさせられる1年でした」(TOKYO FM+)

サカナクションの山口一郎がTOKYO FMのレギュラー番組に出演。2017年のプライベートを振り返り、今年話題になった“マイノリティ”や“不倫”について自身が感じたことを語りました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」12月28日(木)放送分)
山口:プライベートのことを振り返った一言は『マイノリティ』。いろいろと話題になったと思うんですけど。テレビでホモのキャラクターをやって、馬鹿にしてるって視聴者が批判したとかありましたよね。でも日本ってLGBTの人たちに対して寛容だと思うんですよね。ゲイだからって距離を置いたりすることは、日本人はそんなにないと思うんですよ。それは黒人に対しても白人に対しても同じで、すごくフラットな人種なのかなって思うんです。国際的なマイノリティっていうものに対する意識っていうものは。だけど日本人って、一般社会的マイノリティに対してはすごく冷たいなって思うんですよね。
僕、37歳で独身なんですけど、それだけで「なんで独身なの?」って目で見られるんです。あと、離婚されている方……「バツ2なんだよね」「バツ3なんだよね」って方が僕の周りには……東京だからかもしれないけど、いっぱいいるんです。そういう人たちに対してすごく冷たい目で見ている気がする。どこかひっかかっている感じがするんですよ。日本は、そういったマイノリティに対してものすごく偏見があるなって感じているんですよね。
だから、「早く結婚しなさい」とか、「いつ結婚するの?」とか親御さんがよく言うこととしてあるけど、僕はいろんな幸せの形があると思っているんです。例えば、50歳になって結婚して幸せになる人もいれば、結婚しないで幸せなカップルのままの人もいると思う。いろんな幸せの形があるんだっていうのを、もう少し理解してくれる世の中になればいいのになって思う。そうするとLGBTの人たちに対する考え方とかも、もうちょっと整理されてくるんじゃないかなと。僕はそれをまとめて考えていけたらなっていう気がしているんです。僕は、2017年それをすごく感じたかな。
あと、不倫の問題とかも結構ざわついたじゃないですか。不倫は良いことか悪いことかって言ったら悪いことなんだけど……知らないじゃん、その人たちの事情を。もちろん悪いことをしているっていうことで責め甲斐はあるんだけど、それってその人たちの家族の話だから、僕たちはそんなに突っ込まなくていいんじゃないかなと思うんですよ。
例えば、自分の親友が不倫をして家族が崩壊しかけているときって、多分、支えてあげると思うんです。「何やってるんだ」って直接怒ることもあるかもしれないし、そこで病んでいたら支えてあげると思うのね。距離が遠いからこそ、めちゃくちゃ言えたり批判したりすると思うんだけど……放っておいたらいいと思うんだよね。関係ないんだからさ。あとコメントとかね。サイレント・マジョリティーっていうものの存在が、ものをいう人たちの意見にどんどん流されているなって。それは表現者としてすごく痛々しく感じるんです。僕はプライベートでは、マイノリティっていうものに対することに深く考えさせられる1年でした。
提供元:Yahooニュース