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是枝監督もハマった?「私のおじさん」は中高年男性の心に突き刺さるヒューマンドラマ(児玉愛子)(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【奇妙?単純? 韓流の方程式】#95
是枝裕和監督の映画「ベイビー・ブローカー」が、アカデミー賞の前哨戦といわれるテルライド映画祭に公式招待された。カンヌ国際映画祭ではソン・ガンホが最優秀男優賞に輝いたが、赤ん坊の母親役を演じたイ・ジウンも印象的だ。
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韓国の人気歌手IUで、“女優イ・ジウン”としても活躍。是枝監督はキャスティングした理由を彼女の主演ドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」を見て「単純にハマったから」と答えている。
コロナ禍、女性週刊誌の韓国ドラマ特集でこのドラマを紹介した。韓流スターは登場しないが、“ヘル朝鮮(地獄のような朝鮮)”といわれる韓国社会をリアルに描きながらも人の優しさや情が感じられ、胸が熱くなるからだ。ネットフリックスやアマゾンプライムなどで配信されており、女性読者向けにオススメしたつもりが、中高年男性の心にも突き刺さったようだ。全16話を3日で見終えた人もいるほどで、むしろ男性のほうが共感しているように感じた。
物語の中心となるのは“おじさん3兄弟”。3人とも高学歴だが、大手企業に勤めているのはドラマの主人公で次男のドンフンだけ。長男と三男は“高学歴のバカ息子”扱いだ。イ・ジウンはドンフンの会社で派遣社員として働くジアン役を熱演。暗い過去を背負い、救いようがないほど孤独で不幸な境遇にある。皮肉なことに、社会の底辺で生きる彼女がドンフンのことを「真面目な無期懲役囚みたい」といい、「ファイティン(がんばれ)」とエールを送るのだ。
実際、ドンフンは生きづらい社会で重たい体を引きずって働き、「今世は失敗した」「現実が地獄だ」と嘆く。彼の兄弟も同じで「今世はダメだったが、来世では大成功して見返してやる」と本気で思っている。序盤は不器用に生きる人たちの憂鬱が描かれており気がめいるが、会社での出世争いや不倫が絡む中、ジアンだけがドンフンの心の叫びを知ることになり、見ているこっちも胸が痛む。
原題は「私のおじさん」。若いジアンがドンフンのことを“部長”ではなく、“アジョシ(おじさん)”と呼ぶ。日本人には違和感があるが、韓国では大人の男性に対して幅広く使われる。“アジョシ”に特別な感情を抱くジアンに切なさを覚えるものの、単なるラブストーリーとは一線を画している。
秀作だが、それでも安易にリメークしてほしいとは思わない。やはり日本と韓国社会は違うのだ。日本でのリメークは別の意味で泣けてくることが多い。
(児玉愛子/韓国コラムニスト)
提供元:Yahooニュース

