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風間俊介のボケに森本慎太郎が控えめなツッコミ 『監察医 朝顔』上野樹里は被災地への思い語り涙(リアルサウンド)

 11月2日より続編の放送がスタートするドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の制作発表記者会見が10月24日に都内で行われ、上野樹里、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、戸次重幸、平岩紙、板尾創路、山口智子が登壇した。

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 月9史上初の2クール連続放送となる本作は、法医学者・万木朝顔(上野樹里)とベテラン刑事の万木平(時任三郎)という異色の父娘が、遺体の“生きた証”を探し出すヒューマンドラマ。2019年夏に放送された同名作の続編で、朝顔は刑事の夫・桑原真也(風間)と5歳の娘・つぐみ(加藤柚凪)と変わらない日常を過ごす一方で、東日本大震災で被災した母の“死”に深く向き合うことになる。

 撮影は2月からスタートしたといい、上野は「やっとこの日が来た」と感慨もひとしお。風間は「四季の移り変わり、日々の移ろいを感じてもらえるドラマ」と自信を見せた。

 撮影を振り返り、志田は「シリアスなシーンなのに、お腹が鳴ったり。ほのぼのとした空気で楽しく撮影しています」と笑顔。お腹が鳴った張本人の中尾は「そういうことを受け入れてくれるのも、第2シーズンならでは……ですよね?」とキョロキョロ。頷く共演者に安堵した中尾だったが、上野が「記憶にも残ってないもん」と話すと、「それはそれでちょっと寂しい」と複雑な胸中を明かしていた。

 自身と同姓の刑事・森本役を演じる森本は「強行犯班係のゆるっとした笑いのあるシーンを観ていただきたいですし、ちょっとした係長(戸次)と森本の絡み、平さんと森本の絡みにも注目していただけたら」とアピール。そんな中、「(新シーズンでは)戸次さんが結構、万木家に来る」と上野。戸次が「僕が行きたいからではなく、台本にあるから」と力説するも、風間は「最近は乗っ取り感がすごい」と不満げ。戸次は「聖域みたいな万木家に土足で入っていく感じ」と恐縮しながらも、「僕のせいじゃない」と最後まで弁解し続けていた。

 また風間は「2月から撮っていたので、(前作から)みんなとずっと一緒に居続けているような感覚」と語り、「本当に家族のような日々を切り取っている。ホームビデオのような感覚でやらせてもらっています」とも。「我々だけの物語ではなくて、日々を生きるみなさんの物語」と続けると、山口は「風間くん、本当に大賛成! 素敵な言葉を紡がれますよね」と、風間の言葉を称賛した。

 その山口は「それぞれの人生において、ある日信じられない変化が起きたり、大転換が来たり。変化をどう受け止め、どう進むかっていうことが問われるシーズンでもある」といい、「その時をどう生き抜くか、先に進むか。そこをお楽しみに」と見どころを述べた。

 前作から1年。自身の変化について聞かれた風間が「この期間にCDデビューをしました。SixTONESっていうグループを組みまして……」と真顔で話し始めると、「風間先輩、僕です。すみません」と、ジャニーズ事務所の後輩である森本から控えめのツッコミが。

 あらためて森本は「前作は“SixTONES”の後ろに“ジャニーズJr.”って付いていましたけど、今回は“SixTONES”という表記だけになりました」と報告。「ちなみに、11月11日に3rdシングル『NEW ERA』発売です。よろしくお願いします」と告知すると、共演者からは「よっ!」と次々に声が上がった。さらに森本は、メンバーから「2クールはやばいね」「うらやましいわ」「がんばれよ」などと声をかけられたと明かし、「みなさん、僕に嫉妬してましたね」と充実の表情を浮かべた。

 また上野が「戸次さんは、お子さん産まれましたよね」と言葉をかけると、戸次は「上野さんからスタイを10枚もいただいて」と感謝。続けて上野は「テレビ買ったんだよね?」と志田のほうを振り返り、「現場にお父さんも来てくれて」と回顧。志田の実家の近くでロケがあった際に実父が見学したそうで、志田は「こんな機会はないので、是非と思って」と恥ずかしそうに明かしていた。ほかにも上野は、「中尾くんはYouTubeを始めてね」「平岩さんは結婚されました」「板尾さんは禁煙してますよね」と次々にエピソードを披露し、キャストたちを驚かせた。

  会見終盤、ロケ地である陸前高田市議会議長からの手紙が代読されると、上野は被災地に思いを馳せ、「(これから)訪れてくださるみなさんの楽しい思い、たくさんの温かい思い出を積み重ねて、また街が作られていったらいいなと思う」とコメント。「このドラマを通して、10年経っても、街が変わっていっても、変わらない心だったり、忘れてはいけない思いだったり、今、感じる気持ちだったりをみなさんに伝えていけたら」と意気込んだ。

 また上野は、東北のショッピングサイトで海鮮品やお米を注文していることも告白。「みなさんが一人ひとり自分の出来る範囲で動いて、生活の中で共に生きているっていう感覚を持っていただけると、私もこのドラマのやりがいを感じます。東北のみなさんの思いも一緒に乗せてできることを嬉しく思っています」と涙を流し、最後は「生きるエネルギーが出ているドラマなので、明るい気持ちになっていただけたら」とまっすぐに呼びかけた。

提供元:Yahooニュース
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