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「娘が小学生の時、作文に『昨日、うちに白鳥さんが遊びに来ました』と…」【神田茜大いに語る】(日刊ゲンダイDIGITAL)
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【講談師・神田茜大いに語る】#4
新作講談が好評で真打ちに昇進、結婚もしたが、2人の子の育児に時間を取られる。
実力はたまた人気?「寄席のトリ」はどうやって決まるのか
「私は子供の学校のことを一生懸命やるほうで、PTAの役員とか、息子が入ってるサッカーチームの世話役とかを引き受けちゃって。また夫(林家彦いち)がまったく協力しない人だったので、全部1人でやってました。ただ、その子育て体験も、後で小説に使えて役立つんですが」
亭主が落語家だから、家に仲間が遊びに来る。円丈門下の三遊亭白鳥と三遊亭小田原丈(現丈二)が来た時の話がおかしい。
「娘が小学生の時、作文に、『昨日、うちに白鳥さんが遊びに来ました』と書いたんです。そしたら先生がいぶかしがって、『白鳥さんは何してたの』と聞いたら、『ベランダでたばこ吸ってました』(笑)。『小田原丈さんもいました』と言ったら、どうしてお城にさんを付けるのかと思ったようで、私が学校に呼び出されて、説明したことがありました」
彦いちの弟弟子、林家木久蔵も来たとか。
「木久蔵君の家のお風呂が壊れたらしく、『風呂に入れてもらえますか』と言うので、『うちはユニットバスで狭いよ』と見せたら、『ま、こんなもんでしょう』だって(笑)。その湯船につかりながら、上機嫌で鼻歌歌ってました」
兄弟子の家の風呂に入って鼻歌とは、さすが木久蔵、屈託がない。
2000年に師匠の山陽が没する。享年91、大往生であった。多くの女流講談師を育てた、名伯楽であった。
「師匠は落語芸術協会に所属していて、寄席に出てました。姉弟子たちも所属してたので、入れるかなと思ったら、今後は色物も前座修業をしなければ会員になれないと言われてあきらめました。その時、春風亭小朝師匠が、『落語協会に来ればいい』と誘ってくださって、師匠の身内扱いで入会できました。現在寄席に出られるのは小朝師匠のおかげです。ただ、寄席ではあまり新作は望まれません。寄席の流れをこわさないためには、古典のほうが無難なんです」 =つづく
(聞き手・吉川潮)
提供元:Yahooニュース