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前田敦子「AKB卒業から10年」で再ブレークの様相 気難し屋イメージも今は昔、離婚もネタに(日刊ゲンダイDIGITAL)

 元AKB48の“絶対的エース”で女優の前田敦子(30)が意気軒高だ。

 昨年はドラマ4本、映画4本、今年に入ってからもドラマ2本、映画3本、そして昨年の野田秀樹の舞台「フェイクスピア」に加え、今年は「パンドラの鐘」に出演中。さらに、この春からは、フジテレビ系の昼のバラエティー番組「POPアップ!」の水曜コメンテーターとして出演中。仕事のオファーが途切れることがなく、再ブレークの様相なのだ。

板野友美が社長就任で聞こえる「大丈夫?」の声

 発売中の「週刊文春」が近況を伝えている。「パンドラの鐘」で共演中で、先日、離婚したばかりの俳優の柄本時生(32)とは現場で、「お互い傷物になっちゃったねぇ」と自虐ネタで励ましあっていたという。

 また、3歳の息子を育てるシングルマザーでもあり、超多忙な前田だが、「今はお仕事が楽しくて仕方がない。子育てで体力がついた」と現場では終始ハイテンション。昨年4月に離婚した元夫の勝地涼(35)とは「離婚してからの方がうまくいっている」と公言しているというから、公私にわたる充実ぶりを感じさせる。

 WEB「タレントパワーランキング」(アーキテクト)などでタレントの取材や分析を手がける女優・美少女評論家の高倉文紀氏はこう話す。

「もともとグループにいた頃から、彼女の演技力は突出していました。映画やドラマの監督やプロデューサーからの評価は非常に高く、彼女を使いたいという人は多いですよ。何度もインタビューさせていただいていますが、グループ時代や卒業直後はプレッシャーもあったでしょうし、少し人見知りのところがあるので、誤解を生む部分があったのかも知れません。しかし、打ち解けると人懐っこくて親しみやすい方です。今の彼女は、肩の力も抜けて、バラエティーなどでも、いい感じの雰囲気を醸し出せるようになってきたのではないでしょうか」

■モノマネ公認で好感度アップ

 確かにアイドル時代は、“気難しい性格”と見られていたあっちゃん。卒業後もそうしたイメージを引きずっていたが、それが逆転する転機となったのは、共演NG”とされていたモノマネ芸人のキンタロー。(40)との共演だ。

 バラエティー番組(「ウチのガヤがすみません!」21年3月放送=日本テレビ系)で共演NGについて、「全然です。そんなこと言ったこと1回もないです」と笑顔で否定。さらに、モノマネに公認を出し、楽しげに「フライングゲット」を一緒に踊ってみせた。

「織田裕二のように自分のモノマネを嫌う芸能人も多い中、前田が笑顔でお墨付きを与えたインパクトは絶大。気難し屋のイメージが一気に払拭されました」(芸能リポーター)

 結婚、出産、離婚を経て、シングルマザーとなって事務所も独立。酸いも甘いも噛み分けて、一皮むけた。シン・前田敦子の快進撃はまだまだ続きそうだ。

提供元:Yahooニュース
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