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中森明菜、華原朋美、のん、新しい地図…現代版「鎌倉殿」、芸能界の「義経」的悲劇を考える(現代ビジネス)

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「判官びいき」という言葉がある。
平家を滅亡させるという大功を立てながら、兄・源頼朝によって死に追いやられた源義経(九郎判官)の悲劇に由来するものだ。その言葉通り、義経は人気が高い。現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも、菅田将暉扮する義経が注目を浴びた。
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軍事の天才だが世事に疎く、他者の心がわからないという従来のイメージをさらに強化して、斬新な人物造型した脚本家・三谷幸喜の功績も大だが、そもそも、日本人は義経のような悲劇が好きなのだろう。
そんな「判官びいき」は時代やジャンルを問わない。現代の芸能界においても、義経のような悲劇は起き、関心を集めてきた。
まずは、中森明菜のケースだ。1980年代の歌姫だが、近藤真彦との破局を機に、失速していった。破局への決定打となったのは、89年7月、近藤の自宅で自殺未遂をしてしまったこと。このため、ジャニーズ事務所という巨大権力から疎まれることになる。
大晦日には近藤同席のもと、復帰会見を開いたものの、背後に金屏風が用意され、明菜は婚約会見でもあると思わされていた、とものちに報じられた。このあたりの翻弄のされ方も、義経的である。
しかも、そこには頼朝と義経の仲を引き裂いた後白河法皇のような存在までいた。明菜の2年前にデビューした先輩歌姫・松田聖子だ。85年以降、結婚と出産、海外進出で話題は振りまきつつもやや失速。80年代末には、明菜が「歌謡界の女王」と呼ばれ始めていた。
そんななか、89年2月に聖子が近藤とニューヨークで密会。聖子がどこまで本気だったかは不明だが、女子力のかたまりみたいな人だけに、ライバルの彼氏にちょっと手を出したくなったかのような構図にも見えた。
一方、明菜は近藤との結婚を焦っており、この件も影響して、関係がギクシャクすることに。自殺未遂は、ニューヨーク密会の5ヵ月後のことだ。結果的に、聖子が明菜を蹴落とすかたちになったといえなくもない。
にもかかわらず、明菜は、
「聖子さんて強い人だなっと思う。羨ましい。すごく頭のいい人なんでしょうね」
などと語っている。ある意味、清々しいほどの負け組キャラだが、そこが悲劇のヒロインとしての根強い支持につながった。芸能界にも、マツコ・デラックスやミッツ・マングローブのような熱烈なファンがいる。少数派的なスタンスの人に人気なのはやはり、不遇な敗者のイメージがあるからだろうか。
ちなみに、そのあたりについて、早くから着目していたのが文学者の助川徳是だ。明菜がデビュー3年目に作詞した「夢を見させて…」について「太宰治の文学にも通底する」と指摘。太宰が自殺願望と縁の深い作家であることを思うと、その後の明菜の運命を予言するような指摘でもあった。
助川によれば、太宰文学には、純粋で不器用で善良であるがゆえにこの世では上手く立ち回れないのだという世界観があり、だからこそ人気を得やすいという構造が見られるとのこと。
義経人気にも共通するところがあり、太宰はそういうタイプの人物を好んで描いた。義経の甥で、和歌の天才だったが、身内に暗殺された源実朝を取り上げた「右大臣実朝」もそのひとつだ。
「中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版」(NHK総合1、6月19日午後4時半~午後6時)
そんなわけで、明菜人気も根強い。今春には「伝説のコンサート~中森明菜」(NHKBSプレミアムなど)が放送された。自殺未遂の3ヵ月前に行った、まさに全盛期のライブのリマスター版だ。これが大反響だったようで、6月19日には地上波(NHK総合)で再放送される。
この日が桜桃忌、すなわち太宰の命日であるのも興味深い偶然だ。
提供元:Yahooニュース

