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岡村隆史への消えない炎上に違和感 本当に批判すべき対象は何か【芸能界ぶっちゃけトーク】(日刊ゲンダイDIGITAL)

城下尊之【芸能界ぶっちゃけトーク】
ナインティナインの岡村隆史(49)が大炎上中だ。ラジオのパーソナリティーとして、女性に対する不適切な発言をしたことをきっかけにSNSなどで批判が殺到し、レギュラーのテレビ番組を降板させようという「署名活動」を呼び掛ける声まで上がったほどだ。
そもそもは、4月23日放送の「岡村隆史のオールナイトニッポン」で、「コロナが終息したら絶対おもしろいことがあるんですよ」「コロナ明けたら、なかなかかわいい人が、短期間ですけれども、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります。なぜかといえば、短期間でお金を稼がないと苦しいから」とやってしまった。
聞いた瞬間、「あっ、ダメだ」と思うような言葉で、あってはならない発言だった。案の定、大炎上と相成ったが、関係者によると、沖縄好きで、よく同地に遊びに行く岡村が、景気がひどく悪くなった時に経験したことが話の元になっていたらしい。
批判を浴びた岡村は、翌週の同じ番組で謝罪。さらに、相方の矢部浩之(48)が同放送に出演して約1時間20分にわたって公開説教をしたのだが、炎上はなかなか収まらなかった。もちろん、国民の自粛ストレスもあるだろうが、今やSNSでの攻撃や批判は当たり前で、タレントや制作側の脇の甘さが露呈した。しかし、あまりに酷く炎上が続くと、タレントが萎縮して言いたいことが言えなくなる状況になってしまうことも心配になる。
その昔、一緒に仕事をした小倉智昭さんは「大バカ野郎!」とよく叫んでいた。元来、「バカ」という言葉は放送にはそぐわないとされていたが、事件報道の悪質な犯人にはそう言い放つし、夫のパンツを箸でつまんで洗濯機に入れた妻にも「こんな奥さんは許せん!」と主婦向け番組で怒っていたものだ。
これと女性問題とを一緒くたに論じられないことは承知しているが、これは見る側や聞く側の「共感」を得られるかの問題でもある。東国原英夫がいみじくも言っていたが、「コロナで大学を辞めたら高卒になる」「LGBTは生産性がない」と発言した国会議員ら、むしろ制裁を受けるならそちらの方だという意見に僕は共感を覚える。
共感される発言がある一方、批判にもまた共感される批判、健全な対象者への批判というものがあると思う。
(城下尊之/芸能ジャーナリスト)
提供元:Yahooニュース