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相川七瀬を見て思う、美容の一番の秘訣は「衰えない好奇心」 織田哲郎・あれからこれから(夕刊フジ)

【織田哲郎 あれからこれから Vol.64】
2001年2月にリリースされたのがKinKi Kidsに提供した『僕の背中には羽根がある』でした。
私はフォルクローレと呼ばれる音楽が学生時代から大好きでした。世界的によく知られたフォルクローレの曲といえばサイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んで行く』だと思います。
私は小学生のときに初めてシングルで買ったこの曲を、最初はなんだか変な曲だなぁと思いながらもどんどん好きになっていって、すっかりハマってしまったのです。
1995年に酒井法子さんに提供した『碧いうさぎ』もフォルクローレ的な香りはありましたが、『僕の背中には羽根がある』は相当くっきりとしたフォルクローレです。アレンジもそのままフォルクローレ色を打ち出し、なおかつ現代風に仕上げてくれました。
KinKi Kidsの2人の声質はとても品が良く、なぜか切なさと哀愁を含んでいるのです。2人の声質にフォルクローレがよく似合ったんだと思います。作詞された松本隆さんとは何回か一緒に仕事をさせてもらっていますが、いつも楽曲の持つポテンシャルをフルに生かして世界観を広げてくれます。
こうして子供の頃から好きだった、あまりメジャーとはいえないフォルクローレという音楽を、ちゃんと世の中に認知される作品に生かせたことはとてもうれしく思いました。
01年には郷ひろみさんや倖田來未さんにも曲提供をしています。
そしてこの頃、相川七瀬が結婚しました。
私としては10代の彼女を大阪から連れてきて預かっていたわけですから、どこか肩の荷が下りたような気分もありました。この時点で結婚後どうするという話があったわけでもないですが、私はもしかすると彼女のシンガーとしての活動はこれで終わりかもしれないな、と思っていました。とにかく幸せになってくれればいい、としか考えていませんでした。
ところが彼女は、その後20年弱の間に3人の子供の母親になり、しっかり母親をやりながら音楽活動を続けるのみならず、絵本は出すわ、小説は書くわ、カラーセラピストの資格は取るわ、神社に関する本は出すわで、衰えることのない好奇心と表現者としての意欲にずっとびっくりさせられています。
そしてなんと、今年の春からは大学生になるというのです。
最近の彼女をテレビなどでごらんになって、ルックスの変わらなさにびっくりされた人も多いんじゃないでしょうか。当然美容のための努力もしているのでしょうが、彼女を見ていると、美容の一番の秘訣(ひけつ)は、衰えない好奇心で気持ちがキラキラしていることなんじゃないかと思ったりします。
■織田哲郎(おだ・てつろう) シンガーソングライター、作曲家、プロデューサー。1958年3月11日生まれ。東京都出身。79年のデビュー当初からCMやアーティストの音楽制作に携わる。TUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』で作曲家として注目される。
現在「オダテツ3分トーキング」をYouTubeで配信中(毎週土曜日更新)。
5月2日(土)に横浜のモーション・ブルー・ヨコハマで予定されていた「Acoustic Night」は延期になりました。詳しくは公式サイトt-oda.jpへ。
提供元:Yahooニュース