
-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
伊藤健太郎主演『冬薔薇』を手がけた阪本順治監督の「人生を変えた本」(現代ビジネス)

-
----------
『どついたるねん』『亡国のイージス』『北のカナリアたち』など数々の名作を手掛けてきた映画監督・阪本順治さん。その創作活動の原点には、数々の名著との出逢いがあったそうです。俳優・伊藤健太郎のために書き下ろしたオリジナル新作『冬薔薇』(ふゆそうび)の公開を記念して、『週刊現代』に掲載された特別インタビューをお届けします。
----------
【写真】芸能人が「クスリとセックス」に溺れるまでの全真相 映画監督になる。そう決めたのは高校2年生の時でした。「なりたい」と言うだけでは挫折するかもしれないので、「なる」と決意をしたのです。
そこで、映画監督とはどんなことを考えているのかと読んだのが、『体験的戦後映像論』でした。大島渚監督の映画は一本も見ていませんでしたが、映画雑誌で存在を知っていて、関心を抱いていました。
この本でいちばん衝撃を受けたのは、大島さんが京都府学連の委員長だったことです。それまで私は、映画監督は政治とは無縁のアーティストだと思っていました。
しかし大島さんは、滝川事件に憧れて京大の法学部に入って学生運動に参加し、京大天皇事件や荒神橋事件にも関わっていた。こうした政治的なことを経験しないと映画監督にはなれないのだと思った私は、まだ学園闘争の火が残っていた横浜国立大学に進学しました。
もしこの本を読んでいなければ、映画と社会の関わりという肝腎なことを考えなかったでしょう。技術論だけ学んでいても、映画監督にはなれなかったと思います。 大学に入ると、映画監督になるという目的のために自治会活動に励みました。その時出会ったのが、『都市の論理』です。刊行から10年以上経っていましたが、この本の存在感は健在で、学園祭に著者の羽仁五郎さんを招いたこともありました。
この本は、'64年の東京オリンピック開催後の日本を舞台に、住宅や公害などの都市問題の解決策を示し、国家から都市の自治権を奪回しろと説いています。
一般に歴史書というものは冷静ですが、この本からは著者の熱い肉声が聞こえてきそうでした。一読してすべて理解できたわけではありませんが、読了後の達成感は忘れられません。
『さぶ』は映画監督になってから読んだ本です。映画化の話があったので読んだのですが、書き出しの文にやられました。
「小雨が靄のようにけぶる夕方、両国橋を西から東へ、さぶが泣きながら渡っていた」
両国橋など見たこともないのに頭の中にくっきりと映像が浮かびました。この小説はタイトルが「さぶ」なのに、さぶの友人・栄二が中心の物語になっている。
栄二を通してさぶの存在を際立たせるような映画を撮ろうと考えたのですが、結局実現しませんでした。それでも時代小説への興味は残り、その後、山本周五郎の作品をはじめ、たくさんの時代小説を読んでいます。いずれ時代劇映画を撮りたいですね。
提供元:Yahooニュース

