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本日、生放送も配信!日本未公開の良作にスポットを当てる映画集団Gucchi's Free Schoolを知っているか?(Movie Walker)

「あの気鋭監督の初期作が気になるけど、日本では公開もソフト化もされていない…」。映画ファンなら、このような経験を一度はしたことがあることだろう。そんな作品たちを観る機会を作りだし、ファンの希望となっているGucchi's Free School(グッチーズ・フリースクール)という団体をご存知だろうか?
【写真を見る】宇多丸(RHYMESTER)、三宅唱らがゲストの配信イベントも実施!Gucchi's Free Schoolがアツい!
■ 個性派監督の初期作を日本に輸入!上映から配給、ソフト販売まで!
日本未公開映画の紹介、上映を企画・運営するGucchi's Free School。その成り立ちは、海外版を観ても日本語字幕がなくて内容がわからない…という人に向けて、物語の最初から最後までを詳しく解説した記事をブログに載せていたことに始まる。そこから、上映イベントの開催や映画の配給を一から行っていくなど、少しずつ活動の幅を広げていった。
これまでの配給作品には、巨匠リチャード・リンクレイターの初期作『スラッカー』(91)やドラマ「GIRLS/ガールズ」で脚光を集めたレナ・ダナムの監督作『タイニー・ファニチャー』(10)などなど。さらに、『イット・フォローズ』(14)で注目を集めたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の長編デビュー作『アメリカン・スリープオーバー』(10)や、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)のジョーダン・ヴォート=ロバーツの『キングス・オブ・サマー』(13)では配給に加え、ソフト販売も行っている。
主な上映イベントとしては、本物の学生でなくても偽IDを作って持ち込めば“学園割引”をしてくれるユニークな趣向を凝らした「青春映画学園祭」、ポール・トーマス・アンダーソンやウェス・アンダーソン、アレクサンダー・ペインなど“元新進気鋭”監督たちのデビュー作ばかりを集めた「ルーキー映画祭」などを開催。中にはこれらのイベントでしか字幕付きで観ることができない作品もあるなど、コアな映画ファンにとって無視できない貴重な機会となっているのだ。
■ 映画本でも注目!宇多丸、三宅唱らが出演の刊行イベントも本日配信!
配給や上映活動に加えて、「ムービーマヨネーズ」という映画雑誌も自主出版しているGucchi's Free School。独特の切り口で映画紹介を行うこの雑誌もまた、その内容の濃厚さで映画好きの間で話題を集めている。さらに、今年の3月には、初の編著書となる「USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド」をフィルムアート社から刊行。この書籍がまた、映画への探求心をくすぐるたまらない内容になっているのだ。
その中身は、アメリカの社会や文化状況の分析、映画作家たちへのインタビュー、制作にまつわる様々な背景、俳優&スターたちを巡る議論などで構成。2010年代アメリカ映画史を、長編映画や未公開作、アニメーション、連続ドラマなど、あらゆる映像作品を一括りに扱い、バラエティに富んだ視点でユニークにひも解いていく。
この本の刊行を記念して、本日4月18日の13時から19時にかけて、「『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』ライブ配信読書会 ~10年代のアメリカ映画と20年代の映画のこれから~」をYouTubeにて生配信。Gucchi's Free Schoolの編集部員とデザイナー、フィルムアート社の担当者がホストとして登場し、ゲストたちと、本の感想や2010年代のアメリカ映画が持つ魅力や、新型コロナウイルスの影響による今後の映画業界の変化についてトークする予定だ。
また、ゲストとして、RHYMESTERの宇多丸、映画監督の三宅唱、UPLINK代表・浅井隆、音楽グループHomecomingsの福富優樹、イラストレーターのサヌキナオヤ、映画会社トランスフォーマーの國宗陽子、国立映画アーカイブ特定研究員である吉田夏生といった識者たちが顔をそろえる。
■ 新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督の長編デビュー作も近日公開!
新型コロナウイルスの影響により公開は延期となっているが、新作『WAVES/ウェイブス』(近日公開)や『イット・カムズ・アット・ナイト』(17)を手掛ける新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督のデビュー作『クリシャ』(15)もGucchi's Free Schoolが配給している。
シュルツが2014年に発表した短編『Krisha』を長編化した本作は、全米インディペンデント映画祭を席巻した注目作。シュルツの実体験が元になっており、彼の実の叔母と親族との軋轢、そして薬物・アルコール中毒者でもあった父親との関係を描く家族ドラマだ。
親族から疎まれているクリシャは感謝祭に参加するべく、妹夫婦や姉夫婦、その子どもたちが勢ぞろいするかつて捨てた家族の元へ戻ってくる。過去の出来事を後悔し、自分が変わったことを証明しようとする彼女を家族も受け入れようとするが、息子・トレイだけはその帰還を快く思っておらず、精神的に不安定のクリシャは、止めていたはずのアルコールに手を出してしまい…という内容となっている。
選りすぐりのコアな作品を日本の映画ファンに紹介してくれるGucchi's Free School。その活動が気になる人はHPで動向をチェックし、「USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド」を手に取り、実際に上映イベントにも足を運んでみてほしい!(Movie Walker・文/トライワークス)
提供元:Yahooニュース