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ミラクルひかるさん 初オーディションも“宇多田ネタ”1本で勝負…合格の瞬間は(日刊ゲンダイDIGITAL)

【その日その瞬間】
ミラクルひかるさん(モノマネ芸人・40歳)
宇多田ヒカルのモノマネでブレーク後、人気女性モノマネ芸人となったミラクルひかるさん。転機となる「その瞬間」はブレークのきっかけだった特番のオーディションに初参加した日。そして芸名にもなっている大物アーティスト本人と対面した緊張の日も?
◇ ◇ ◇
芸人になる前、東京で美容師をやっていた頃から、宇多田ヒカルさんのモノマネの練習ばかりしていました。体を壊して兵庫の実家に帰った時期は宇多田さんのマネを極めようとカラオケに通いつめました。でも、モノマネ芸人になる気はなくて趣味でした。モノマネすると元気になるし、自分の自信になるので宇多田さんのマネを試行錯誤して。バイトしながら毎日練習に励みました。で、また上京。
でもまだモノマネ芸人になる気はなくて、エステの仕事をしてみたり、他の仕事に就いたり。「人生一回きりだから好きなことに挑戦しよう!」と。
事務所の門を叩き、所属させてもらったのはある日突然思い立って。それから「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」のオーディションを受けることに。素人が集められるオーディションの日ではなく、プロの芸人さんが集まるオーディションに初めて参加。
2005年のその日が完全なターニングポイント。大部屋の広いリハーサル室に100人近くいて、みんな衣装に着替えたり、準備していて。テレビで見たことがある芸人さんも多い中で、初参加の私が持っていったネタは宇多田ヒカル1本だけ。プロデューサーや審査される方々が10人くらいいる硬い雰囲気でしたけど、なぜか緊張しなくて。失うものがないから「ここで頑張らないと何もない!」と度胸だけはよかった。
でも、歌マネをやったら「おまえはそんなに歌うまくないなぁ」と言われ、落ちかけた。「ち……ちょっと待ってください。しゃべりモノマネもできるんです!」と慌てて宇多田さんのしゃべり方をマネたら、周りの芸人さんたちが「すごい!すごい!」と沸いてくれてスタッフの方も「おー、研究してるじゃないか!合格だ!」と。
メチャメチャうれしかったし、こんな高揚感を人生で味わったことはなかったです。芸人さんも「やった!」と見ず知らずの私のことなのに喜んでくれました。美容師の国家試験に受かった時よりうれしかった。あの日で確実に人生が変わった。
提供元:Yahooニュース