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体重1キロの違いを「誤差」にしない しなやかな動きを意識した食事と運動 野村万蔵さん(夕刊フジ)

【男盛りはこれからだ!!50代元気の秘訣】
300年の歴史と伝統を継ぐ和泉流狂言師、九世野村万蔵さん(54)。幼少期から稽古を重ね、気がつけば自身が3人の子を持つ父に。
「23、20、16の息子がおりますが、一般的な父と子の関係とは少し違っています。父であるよりも師匠であるという関係です。万蔵家の歴史はもちろん、これからの未来を引き継いでいく息子たちが背負うものはどんどん大きくなっていきます。特にうるさく言うことはありませんでしたが、長男には万蔵家を継ぐ意志を確認し、2017年に六世野村万之丞を襲名させました」
厳しさの中にも息子さんの話をするときは優しい眼差し。次代を担う狂言師の育成にも熱心です。一般からプロの狂言師を目指すことも可能だと言います。
「国立能楽堂の養成事業として一般から能楽研修生を募集しています。また、私は劇団青年座研究所で狂言の授業をしていますが、才能がある人材には狂言の道を勧めることもあります」
海外公演にも力を入れているそうです。
「海外での公演は字幕や解説が出ますが、普遍的な人間の素晴らしさやおかしみは世界共通であると感じますし、人間じゃないもの、例えば雷や蚊などの表現に外国の方々は興味を示されます。狂言は中世の簡素美と一緒に生まれた“和楽”の文化です。海外でも理解されることは嬉しいですね」
国内外の公演を乗り切るための体調管理にもこだわりがあります。
「40歳を過ぎた頃、体に変化を感じたのを機にたばこを止めたところ、半年で5~6キロ体重が増えてしまいました。それからは食事は魚中心に1日2食、ジムも欠かせません」
ジムでは筋トレやエクササイズを行うそうですがそこには狂言師ならではの矜持(きょうじ)があります。
「狂言でしなやかな動きができるように筋肉をつけ過ぎないように気をつけています。私の場合は、体重が筋肉の目安になるため1キロの小幅な違いをそのままにせず食事と運動で調整しています」
1キロを誤差の範囲と言わないことにプロ意識を感じます。さらに若々しさを保つ秘訣が…
「昔なら美容に気をつかうのは男らしくないと言われましたが、洗顔後は化粧水などのケアをした方がよいと知ってからは化粧水をしっかりつけています」
肌の美しさは若さの証し。狂言の第一線でその存在感も増してゆきそうです。(医療ジャーナリスト、薬剤師 吉澤恵理)
提供元:Yahooニュース