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育休決断にも止まぬ批判…進次郎&滝クリ夫妻がうかがう反撃のタイミング(日刊ゲンダイDIGITAL)


 小泉進次郎環境相(38)とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん(42)の間に1月17日、第1子となる男児が誕生した。出産直前、進次郎氏は育児休暇を取得する意向を表明。期間は今後3カ月の間に2週間とかなり短め。しかし、現役閣僚で育児休暇を取得するのは彼が初めて。有名無実化している夫の育児休暇の取得について問題提起しようとしている姿勢はいかにも進次郎氏らしい。


 ただ、今のところ、この決断はあまり評価されていないようだ。23日発売の「女性セブン」は「滝クリ『ペットシッターまでいるセレブママ生活』に進次郎の育休は不要!」という見出しで批判的に報じた。


 女性たちが進次郎&滝クリ夫妻に冷たい視線を向けるのも分かる気もする。滝クリが資産3億円のお金持ちということもあるが、「週刊文春」が新年特大号で報じた「進次郎政治資金で不倫ホテル代」という記事は彼にに致命的と言えるほどの打撃を与えた。


「進次郎氏が独身時代のエピソードとはいえ、相手は夫と子供もいる女性で不倫には違いありません。しかも、復興庁の元幹部とも関係があったという話もありました。それまでも女子アナとの二股、三股疑惑も報じられ、先週発売の週刊新潮には『性事力』と揶揄されました。今やマスコミの進次郎氏に対する扱いは、育児休暇中に不倫騒動を起こして議員辞職した宮崎謙介元衆議院議員と変わりません。起死回生の策として発表した育休取得は出産の2日前。ギリギリまで世論の動きを読んでいたのだと思いますが、完全に読み間違えました」(芸能ライター・弘世一紀氏)


■起死回生策の育休取得


 読み間違えといえば、妻の滝クリも、ここまでのバッシングは予想してなかったに違いない。デキ婚とはいえ、政界のプリンスと東京五輪招致のエースという好感度抜群だった2人。滝クリはその美貌といい、語学力、経歴といい、ファーストレディーとしては申し分ない。首相官邸で行った結婚報告会見も完璧に対応したはずだった。しかし、あまりに計算し尽くされたあの会見が順風満帆だった2人の流れを変えてしまった。


「世論が違和感を抱いたのは庶民との距離感のズレです。ドラマのワンシーンのような演出まみれの会見にファンが親近感を抱くはずがなく、潮が引くように離れてしまった。潮目が変わったと感じたマスコミは、これまで目をつむっていた進次郎氏の女性スキャンダルを手のひら返しで一斉に報じ始めたのです」(前出・弘世一紀氏)


 この流れに「滝クリはただただ動揺するばかりだった」と自民党関係者はこう語る。


「滝クリさん自身、何がよくなかったのか、自分の何がいけなかったのか、いまだに理解しきれていないようです。でも、"政治家の妻"としては何もしないわけにはいかないのでしょう。彼女は政治家である夫の評判を、これ以上落とさないようにするためにはどうすれば良いのか、多方面に相談していました。相談された人の中には、女性向けの雑誌などで独占インタビューのような形で悩みや思いの丈を正直に話すように助言した人もいたそうですが、彼女にもプライドがありますからね。うまくまとまらなかったようです」


■メディアから逃げない滝クリ


 だからと言って、滝クリのメディア露出が減ったかといえば、実はそうでもない。


 結婚発表後、何度も滝クリのプライベート写真が週刊誌に掲載されている。愛犬の「アリス」と自宅周辺を散歩したり、深夜に友人宅からタクシーで帰宅したり。最近も安産祈願で有名な神社で手を合わせる滝クリの姿が掲載された。


 議員宿舎では大型犬を飼うことができないため、滝クリは現在も独身時代から住んでいるマンションで暮らしている。議員宿舎を生活拠点とする進次郎氏が夜な夜なこのマンションに通っています。閣僚の自宅ともなれば近くにポリスボックスが立ち、警備の警察官が常駐するのが常だが、このような事情のためか滝クリのマンションの近くにポリスボックスは立っていない。2人の立場を考えると、滝クリの無防備さ、進次郎氏の無頓着ぶりに違和感を覚える人もいそうだ。


「滝クリさんは、『何も対策しない』という選択をしているのかもしれませんね。進次郎氏が何かしでかすたびにバッシングはひどくなるばかり。そんな状態で自分が動いても良い結果は出ない。マスコミ業界に長くいた人なので、撮られることも十分承知の上でしょう。今後、育児が少し落ち着いたら発言するチャンスが訪れるかもしれないし、自民党側もそれを期待しています。今は我慢の時期と考えているのかもしれません」(前出・自民党関係者)


 将来の首相候補とファーストレディーという共通の目標がある2人にとって、これくらいの足踏みは想定内なのかもしれない。次に表舞台に出てくる時は、潮目を間違わないようにしっかり進次郎氏の手綱を締めてからということなのだろう。

提供元:Yahooニュース
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