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不倫小説のモデルは、何と“自分の妻”だった!?(ニッポン放送)

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第746回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、12月20日に公開された『冬時間のパリ』を掘り起こします。
敏腕編集者のアランは、電子書籍ブームが押し寄せるなか、時代に順応しようと奮闘していた。そんな折、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を持ちかけられる。
彼の作風は古臭いと思っていたアランだったが、アランの妻で女優のセレナの意見は正反対。実は、アランとセレナの仲は上手く行っていない。アランは年下の美人アシスタントと不倫中。そしてセレナの方も、レオナールと秘密の関係を持っていた。
2組の夫婦。愛の行方は、いかに…。
『夏時間の庭』『アクトレス 女たちの舞台』などで知られるフランスの名匠オリヴィエ・アサイヤス監督の最新作は、『冬時間のパリ』。
編集者と女優、小説家と政治家秘書。紙からデジタルへ、テクノロジーの進化と共に変化を迫られるパリの出版業界を舞台に、セレブなカップルが微妙に絡み、もつれ合う様子を描いた大人のラブストーリーです。
キャストは、是枝裕和監督の最新作『真実』でも話題となった大女優ジュリエット・ビノシュ、監督としても活躍するギョーム・カネ、“ポスト・ジェラール・ドパルデュー”と称されるヴァンサン・マケーニュ、人気コメディエンヌのノラ・ハムザウィ。
フランスを代表するスターがタッグを組み、迷える男女の愛の行方とパリの出版業界を共鳴させつつ、ストーリーは展開します。
「互いの関係に新たな意義を見出し、受け入れ合う夫婦を語りたいと思った」と語るオリヴィエ・アサイヤス監督の言葉どおり、全編にわたって、洗練された会話とユーモアがたっぷり。
なかでも出版業界や映画など、カルチャー全般に関して議論するシーンは、その内容が緻密に練られていて、個人的にも興味深く、知的好奇心をくすぐられることに。
そして何よりも、冬のパリの風景の美しさ。パリ好き、そしてフランス映画好きにはたまらない1作です。
提供元:Yahooニュース