夜遊びニュース詳細|ホスト・風俗の掲示板「夜遊びweb関西版」

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

“夫奏婦描”吉野祥江が世界に挑む! 異国の地での苦しみ…絵が救ってくれた(夕刊フジ)


 未来への翼があれば、いつ、どこへでも羽ばたいていける。


 ミニー吉野から吉野祥江に改名して、初めての個展『Inspiration of Marionette』が18日から24日まで、高島屋京都店で開催される。夫はミュージシャンのミッキー吉野。だからこそのミニーだったが、海外を視野に入れ、新たなチャレンジに打って出る。


 「世界に挑むのなら、どの国の人にもわかりやすいほうがいい。そう考えて本名にしました。芸術文化の都、京都からスタートできて、とてもうれしく思っています」


 一度はあきらめかけていた画家の夢。東京芸術大学(絵画科)の受験には5回失敗した。


 「2次試験まで行き落ちました。3浪の時点で父の会社が倒産し、一家は“解散”と言われて。あとの2回は働いてお金を貯めて受けて。それでもかないませんでした」


 断念して就職。勤務中に取引先の韓国人男性に見初められ、渡韓した。しかしハングル語はままならず、知人もいない中で心は閉ざされていく。異国の地での苦しみから救ってくれたのは“絵”。


 「当時の夫が悩む私を見かねて、『絵をまた描いてみたら?』と言ってくれて。近くの絵画教室へ通い出したら、おばちゃんたちが『あなたはここにいる人じゃない。大学へ行きなさい』と」


 2003年に合格したのはソウルの弘益大学(ホンデ)の絵画科。成績優秀者となり、05年にはパリ国立美術学校(油絵科)へ留学した。本格的に夢を目指し始めたころ、再び転機は訪れた。


 「夫の中国・天津への転勤が決まり、一緒に来てほしいと。でも絵を続けたかったし、大学院を考えていました。中国ではやりたいことができないからと離婚しました」


 07年に卒業。しかし大学院には進まず、帰国した。背中を押したのはゴダイゴ、ミッキー吉野の「日本へ帰ったほうがいい」という言葉だった。


 韓国でつらい日々のなか、拠りどころになっていたのが、ずっと好きだったゴダイゴのファン・サイト。弘益在学中の夏休みには帰省して、サイトのメンバーとも会っていた。吉野と初めて会ったのもそのころだ。


 06年に、その吉野がソウルを訪れる。


 「私の絵を見てみたいと、突然。もちろん当時は付き合っていませんでしたし、翌年に計画しているゴダイゴのコンサートで、使える絵があるかという確認でした」


 吉野が目に留めたのは100号の大作「未来への翼」だった。07年3月に東京芸術劇場で行われたゴダイゴのコンサート「2007 TOKYO 新創世記」のメインビジュアルとして使用。音楽とアートの融合が絶賛されたのち、2人は秋に挙式した。


 ただ、「新創世記」への参加だけで、プロの画家としてすべて認められたわけではない。アイデンティティーを確立できたのは、15年にモダンアート展で優秀賞を受賞してからだ。その前後から、作風も現在のものへ大きく変化した。きっかけは14年の吉野の大けが。大阪でタクシーに乗る際、左脚が車外に出ているうちに動き出し、左膝を骨折した。


 「『手術をしますか』と救急病院で医師の方に聞かれて、“あっ、ミッキーの命を預かっているのは私なんだ”と。大阪から横浜のかかりつけの病院に移って手術しましたが、ほかにも病気を抱えていて、ステントが入っている心臓を調べたら亀裂が入っていた。それぞれの治療を決断したのは私で、人は人に“命さえも操られているんだ”とハッと分かって。それからマリオネット(操り人形)が主題になりました」


 操り、操られて。マリオネットのメインには山羊が収まることが多い。


 「山羊は私の中でのメッセンジャー。でも、しろやぎさんから…の歌と同じように、メッセージは食べられてしまうかもしれませんよ、と。みなさん、操られるままでいいんですかと、作品を通して伝えたいんです」


 高島屋での個展は、17年の新宿店に続いて2度目。今年1月にはLA Art Showに参加。来年の4月23~26日には全米最大規模の芸術展ニューヨーク・アートエキスポに出品する。


 「草間彌生さん、奈良美智さん、村上隆さん、日本には海外で成功された素晴らしい方たちがいます。すべてのアーティストが目指すのがニューヨーク。私も海外から発信していければ」


 マリオネットの夢がまたひとつ膨らみ、翼に乗っていく。(ペン・秋谷哲/カメラ飯田英男)


 ■「Inspiration of Marionette」吉野祥江展 会期=12月18日~24日 会場=高島屋京都店6階美術画廊


 ■吉野祥江(よしの・さちえ) 1971年1月18日生まれ、48歳、東京都出身。2003年に韓国・引益大学絵画科に入学し、05年に成績優秀奨学生として仏パリ国立美術学校に交換留学。07年に引益大を卒業し、帰国。同年3月のゴダイゴ「新創世記」コンサートに作品を提供し、10月にキーボーディストのミッキー吉野と結婚。08年に麻布十番で初個展。15年にモダンアート展優秀賞を受賞し、17年1月にスルガ台画廊、11月に新宿高島屋で~マリオネットの夢~個展。19年1月のLA Art Showに参加。日本美術家連盟会員/モダンアート協会会員。

提供元:Yahooニュース
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
本文 (750文字まで) 必須

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。