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Twitterも話題の料理研究家・土井善晴「料理をすれば、きっといいことがある」(TOKYO FM+)

コラムニストの犬山紙子(月曜&火曜担当)と、アプリクリエイターの関口舞(水曜&木曜担当)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「ホメラニアン」。11月25日(月)放送の「ホメラニアン ホッとフォーラムSupported by 日本財団」のコーナーでは料理研究家の土井善晴さんをゲストにお迎えしました。
【写真を見る】パーソナリティの犬山紙子(右)
犬山:土井先生は一汁一菜のスタイルを提案されていますが。
土井:お料理が作れない理由って、いっぱいあるよね。もう本当に大変だとか疲れているとか。でも、誰でも全てのステータスの人が、老若男女誰でもが作れるっていうのが、ごはんを炊いて味噌汁を作ること。
そしてそのスタイルっていうのは“汁飯香”って言って、ご飯と味噌汁と漬物が最小単位ですよね。味噌汁というのは、具だくさんにすればおかずの一品を兼ねるっていうこと。だったら、ご飯と味噌汁だけでいいわけですよ。これがね、昔からやっている日本人の食のスタイルということで。まぁこれさえ食べていたら、死ぬまで3食食べたら健康でいられるし、ダイエットにもなるしね。そしてね、集中力が増す。
犬山:集中力が増す。
土井:そうそうそう。やっぱり食べ過ぎやからね。今の人たち。そうでしょう?
犬山:耳が痛い……。
土井:足らない人はおかわりすればいい。そしてね、味噌汁作っているのって暇だから、その間に魚焼くことだって、余裕のあるとき、まぁ気持ちに余裕があってお金に余裕があって時間に余裕があるときに“何か作ってみよう”と思うふうにして、自分のライフスタイルを膨らませていけばいいよね。だから、何も余裕もないのに、何も作れないでしょう? さっきのシチューの話だって、味噌汁と同じだからね。
犬山:そっか。シチューも味噌汁も確かに。
土井:そうそうそう。大体、鍋って皆さん食べているでしょう。あれって味噌汁のことなんですよ。皆さんが食べている、ね。だから、全部煮立ったら“さぁ、食べよう”ってフタを取って食べ始める。それって超具だくさんの味噌汁。
犬山:超具だくさんの味噌汁。本当だ!
土井:本当なんですよ。それを味噌で付けたら味噌味になって、味噌汁だけどもしょうゆだったらしょうゆ汁ってことになるわけ。だから簡単だしね。これが幸せを作るもとになるんだったら“とにかく料理しろ!”って。料理したら幸せになるっていうことなんです。
犬山:お鍋のお話を伺ったのですが、海外の食のトレンドから見て日本食の立ち位置についても。
土井:外国から見たら、日本の食というのはとてもユニーク。でも、何が日本料理かってわかっていないからね。この前もフランスに「日本の食文化」ということで話をする機会があったんですよ。そうして、お刺身とか、お寿司とか、生で魚を食べるということで日本に惹かれていて、こんなおいしいものないっていうか、初めて分かったと。
だけども今から20年前なんて、生食の生で寿司食べて、魚を食べるんだろうって、野蛮人扱いですよ。それがこれだけ、ね。日本食は何も変わっていないけど、彼らが少しだけ、ね、和食っていうか感性を広めたっていうことだよね。まぁこれから、やね。
犬山:そっか。感性が広がっていく。
提供元:Yahooニュース