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まんまと…菊池桃子&還暦経産省局長の熟婚に大騒ぎのワイドショー(日刊ゲンダイDIGITAL)

〈男やもめに蛆が湧き、女やもめに花が咲く〉――。5日昼間のワイドショーは、どの民放もこの話題ばかりだった。元アイドルの菊池桃子(51)と、経産省の新原浩朗経産政策局長(60)の結婚のことだ。
〈土曜日に経産省の新原局長から電話がありました。「じつは、女優の菊池桃子さんと結婚することになりました。月曜に彼女がブログで発表しますので」「えーーっ」我等のアイドルが野蛮人(笑)の手に(略)まっ、みんなに夢と希望を与えるからいっか。おめでとー〉(自民党の甘利明元経産相)
〈新原局長おめでとうございます! 一緒に仕事をしてきましたが、どんな難題にも明るく前向きにチャレンジする極めて優秀な方です〉(自民党の世耕弘成参院幹事長)
ワイドショーは番組内で〈政界から祝福の声〉と題し、“元上司”の甘利氏や世耕氏のツイッターを紹介して大はしゃぎ。梶山経産相も5日の閣議後会見で「末永い幸せを心より願っています」などと祝意を表明したが、一体、いつから、大臣や与党幹部が一官僚の結婚についてコメントを出すようになったのか。「経産省」絡みのコメントであれば、有権者買収疑惑で大臣辞任に追い込まれた菅原前経産相に対して発信するのが先だろう。
■芸能人気取りの局長におバカ質問を繰り返す記者たち
熟婚に至った2人にケチをつける気は毛頭ないし、婚姻件数が年々減り続ける中、オメデタイ話には間違いないだろう。とはいえ、還暦を迎えた初婚の男と、50歳を過ぎて再婚の元アイドルの組み合わせは、それほど大騒ぎするネタなのか。
新原局長も舞い上がってワケが分からなくなったのか、記者団の囲み取材に応じると、「結婚してくださいとシンプルに申し上げました」「彼女が私と一緒に暮らしたいと言ってくれている。私自身はとてもハッピーです」などとニヤニヤ。赤いバラの花束を渡してプロポーズしたことまでペラペラ明かしていたが、なぜ、「プライベートな質問については応じられない」と答えないのか。それが国会で、メディアや野党の追及を突っぱねる時の決まり文句だし、今は新年度予算作成で超多忙の時期ではないのか。まるで芸能人気取りだ。
記者も記者だ。小泉環境相と滝川クリステルの結婚報告の際、官邸で会見を開くことの是非を一切問わず、おバカ質問を繰り返していた時と同じ。今回も、新原局長を取り囲み、「一夜明けてお気持ちは?」「どういうところに引かれた?」などと聞いていたからクラクラする。そんなヒマがあるなら、菅原氏や河井前法相の説明責任を追及したり、安倍首相の任命責任を問いただしたりするのが記者の仕事。閣僚のドミノ辞任隠しをもくろむ安倍政権の「パンとサーカス」作戦の片棒をまんまと担がされているから言語道断だ。
つくづく、この国の記者は一体、何をやっているのか。メディアがこんなテイタラクだから、安倍政権はやりたい放題。不幸になるのは国民だ。
提供元:Yahooニュース