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チュート徳井「疫病神」NHK内で罵声 被害甚大!編集作業の嵐(東スポWeb)


 税金の申告漏れと所得隠しが発覚、活動自粛中のお笑いコンビ「チュートリアル」徳井義実(44)の問題で「最も被害が大きい」と言われるのがNHKだ。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」、音楽番組「シブヤノオト」に出演するだけではなく、BS1のプロ野球バラエティー「球辞苑」でもMCを務めている。同番組には、不倫が報じられプロ野球巨人軍を退団した鈴木尚広前コーチも幾度か出演しており、相次ぐスキャンダルに“球辞苑の呪い”との声もささやかれ始めた。ピエール瀧の薬物逮捕、阿部サダヲの交通事故などで“いだてんの呪い”がネットを騒がせたが、両呪い番組に出演した徳井には「疫病神!」の罵声まで出ている。


 TBSは30日、徳井がレギュラー出演していた「人生最高レストラン」と「ダブルベッド」からの降板を発表。他の民放各局も、多くのレギュラー番組で徳井の出演シーンを編集でカットしたり、出演していないものに差し替えるなど、対応に追われている。


 だが、最もダメージが大きいと言われているのがNHK。申告漏れ発覚までは好感度の高かった徳井は、NHKの番組にも数多く出演している。


 3日放送予定の大河ドラマ「いだてん」では、東京五輪で金メダルを獲得した女子バレー日本代表“東洋の魔女”を率いた大松博文監督という重要な役を演じた。もはや撮り直すことは不可能なため、できる限りカットして放送する。


 一方、共同司会を務める音楽番組「シブヤノオト」も、収録済みのものは同様の措置を取り、それ以降は出演しない方針だ。


 歴史的低視聴率を記録している「いだてん」は、出演者のピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕され、有罪判決を受けた。ピエールの出演部分は撮り直しに。また後半の主人公・阿部サダヲは先月、乗用車を運転中に接触事故を起こしたことが明らかになったばかり。それに徳井が続いたのだから、「いだてんの呪い」と言われるのも仕方ない。


 NHKとしては「呪い」なんて縁起でもない話だが、徳井のせいで新たな「呪い」までささやかれるようになった。


 渦中にあるのはBS1のプロ野球を題材にしたバラエティー「球辞苑」だ。内容は「究極の野球辞典『球辞苑』の編集作業」がコンセプト。MCの徳井が編集長、「ナイツ」塙宣之が記者という設定で、相方の土屋伸之はナレーターを務める。他に元プロ野球選手らも出演し、毎回一つのテーマを決めて徹底調査する。そのテーマが「内野安打」「けん制」などかなりマニアックでコアなプロ野球ファンから熱烈な支持を集めている。


 実際にこんな話もある。先日、海外FA権を行使して米大リーグ挑戦を表明した西武の秋山翔吾外野手は、「球辞苑」を見て打撃開眼したと、自ら話している。「『ファースト』の回では、王貞治さんにわざわざインタビューしたのに、ホームランのことを一切聞かず一塁の守備だけ聞いたことも」(NHK関係者)


 2014年に不定期の特番としてスタートした同番組は、16年からプロ野球のオフシーズンにほぼ毎週放送されている。今年も11月から放送される予定だったが、徳井の一件で12月スタートに変更。もちろん徳井なしで放送される。


「熱烈な広島ファンで“カープ芸人”の代表と言える徳井だが、もう出ることはないだろう。番組は続くが、徳井がMCを務めているので再放送は難しい。それがショックのファンも多い」(同)


 徳井はスタジオトークのほとんどに絡んでおり、編集でカットすることが難しいため、今後はすべて“お蔵入り”になる可能性があるのだ。


 また同番組では、ダブル不倫が報じられ巨人を退団した鈴木尚広前一軍外野守備走塁コーチもたびたび出演していた。


「走塁がテーマの回ではよく出ていた。今季から巨人のコーチに就任したが、その後も出演していた。でも、もう出られないでしょう。鈴木の不倫が報じられたのは10月中旬のこと。その約1週間後に徳井の申告漏れが発覚。立て続けのスキャンダルに、いまでは“球辞苑の呪い”なんて声まで聞かれる」(同)


「いだてんの呪い」に続いて「球辞苑の呪い」。もはやNHKそのものが呪われている?との印象さえぬぐえない。


「両方に徳井が関わっているので、今ではNHK内で“疫病神”呼ばわりされていますよ」(芸能関係者)


 徳井のイメージは地に落ちた。


【呪スキャンダルといえば「ワイドナショー」!?】特定の番組の出演者が立て続けにスキャンダルを起こすケースとしては、フジテレビ系の情報番組「ワイドナショー」が有名だ。


 東野幸治がMCを務め、「ダウンタウン」松本人志もレギュラー出演するこの番組には、週替わりでコメンテーターが出演しているが、その多くがなぜかスキャンダルを巻き起こし、「ワイドナショーの呪い」などとささやかれているのだ。


 作家の乙武洋匡氏は2016年に不倫が発覚し、しばらくの間、活動自粛に追い込まれた。続く翌17年には、コメンテーターとしてたびたび出演していた「RIP SLYME」(活動休止)のSUも不倫が報じられ、その後は同番組に出演していない。


 さらに18年には、アシスタントを務めていた秋元優里元アナウンサーに“社内不倫”が発覚。秋元アナといえば、後輩の生田竜聖アナと“できちゃった婚”し世間を驚かせたが、この不倫によりアナウンス室から異動となってしまった。


「球辞苑の呪い」は、「ワイドナショーの呪い」のように続かないことを祈りたい。

提供元:Yahooニュース
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