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今観たい!俺たちの松田優作 「探偵物語」(1983年、東映・角川 根岸吉太郎監督) イメチェン狙った? 薬師丸ひろ子と衝撃のディープキスも(夕刊フジ)

『探偵物語』(根岸吉太郎監督)は薬師丸ひろ子のためにあるといってもいい。なぜなら赤川次郎が彼女のために書いたオリジナル小説だから。
薬師丸は玉川学園大学への入学試験のため休業していて、この映画が復帰第1作だった。そこで「相手役は誰を」となった。『野性の証明』で高倉健と、『セーラー服と機関銃』は渡瀬恒彦と共演した実績があり、相手役の選考は難航。15人もの名が挙がり、中には沢田研二や萩原健一の名もあったという。
松田が選ばれたポイントは3点。(1)硬軟演じ分けられる(2)ダメ男のイメージもあるが都会的センスも持ち合わせている(3)背丈が185センチと154・5センチで凸凹コンビが面白い-というもの。
根岸監督は当時のインタビューで面白いことを言っている。「デコボココンビとなるが、柔道の無差別級と思ってがっぷり四つに組んでやってほしい」と。薬師丸も「優作さんの長い足にすがりついて頑張りたい」とジョークでコメントを残している。
裕福な女子大生、新井直美(薬師丸)は1週間後に父が暮らすアメリカへ行く。ある日、先輩の永井とデートしていると、さえない中年男が邪魔をしてくる。直美を尾行していたのは探偵の辻山(松田)でボディーガードを依頼されていたのだ。それを知った彼女は面白がって、わざと辻山を困らせた。
実は永井には進藤正子という彼女がいた。正子は辻山と離婚した前妻、幸子(秋川リサ)が同棲する国崎が経営するナイトクラブで働いていた。その国崎がホテルで殺された。そして幸子に犯人の疑いがかけられてしまう。幸子は辻山に救いを求めた。幸子の無実を信じる辻山は直美と真犯人捜しを始めた-。
何といっても話題になったのは松田と薬師丸の初キスシーンだろう。清純派アイドルのディープキスは衝撃的だった。松田は前作『家族ゲーム』では阿木燿子と濃厚なキスシーンを演じ「光栄です。阿木さんともうまくいったようにやります」とインタビューに答えている。
アクションで注目された松田は前作とこの映画でイメージチェンジを狙っていたという。(望月苑巳)
■松田優作(まつだ・ゆうさく) 1949年9月21日生まれ、山口県出身。72年4月、文学座付属演技研究所12期生となる。73年、『太陽にほえろ!』のジーパン刑事では人気を集める。89年、『ブラックレイン』でハリウッド進出を果たすが、同年11月6日、膀胱がんの腰部転移で死去。40歳だった。妻は女優の松田美由紀。俳優の松田龍平は長男、松田翔太は次男。長女はタレントの松田ゆう姫。
提供元:Yahooニュース