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ラストに余韻…気になる登場人物の「その後」 映画「ひとよ(一夜)」(夕刊フジ)


 「その後」が気になった。11月8日公開の映画『ひとよ(一夜)』。メガホンは白石和彌監督(44)だ。


 映画が終わり、気になったのは佐々木蔵之介(51)が演じるタクシードライバー、堂下道生と息子の「その後」だ。


 堂下は足を洗う前の腐れ縁で、茨城・大洗から都心までブツの運び屋を乗せることに。ある日、キャップを目深にかぶった若い男を乗せる。バックミラー越しに離婚した妻が引き取った息子と分かる。しかもその挙動と自身の経験値から「シャブを食っている」と見抜く。そのシーンをきっかけに、映画はラストに向かい、まさに暴走していく。あの父子はどうなるのか。映画の余韻にその思いが混じる。


 映画のメーンは母親と3人の子供の物語だ。地方都市で小さなタクシー会社を経営する一家。田中裕子(64)の母、鈴木亮平(36)の長男、佐藤健(30)の次男、松岡茉優(24)の長女。母親が思い描いた「その後」と、現実の「その後」の違いがそれぞれに影を落とす。


 冒頭、大雨の中、家で親の帰りを待つ3人の子の顔や体には暴力の痕が…。酔っぱらった夫を自ら運転するタクシーに乗せて帰宅した妻は、ふらふらで怒鳴り散らす夫に車をぶつけ殺す。


 母は父親を殺したこと、暴力はなくなること、自由に生きられること、今自分は誇らしいなどと3人に伝え、15年後に戻ると約束し、出頭する。だが母親は「その後」を見誤った。父親を排除して担保したつもりの子供らの自由な未来は思い通りには進まなかったからだ。殺人者を親に持つ世間の目は風化することはなかったのだ。


 地元で暮らす長男と長女。次男は上京し、フリーライターとして雑誌に記事を書く。次男役の無精ひげを伸ばした佐藤のやさぐれ感がスクリーンに際立つ。裸身の上半身をやや斜め後ろから映すシーンがあるが、腹部についた脂肪が不規則でだらしない生活そのもの。役作りのために脂肪をだらしなく蓄えたのか。


 15年後、家族は再び過去と現在に対峙する。怒り、戸惑い、許し、再び繰り返される誰かによる嫌がらせ。それでも母は逃げない。逃れられない血縁の中で、むき身になる個々がとげとげしいが誰も生から逃れようとしない。そこがこの物語の力強い核だ。

提供元:Yahooニュース
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