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高畑充希「同期のサクラ」“1年1話”手法は通用するのか?(日刊ゲンダイDIGITAL)

秋のGP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマが出揃った。初回視聴率12・8%の「シャーロック」(月曜夜9時~)、同11・5%の「まだ結婚できない男」(火曜夜9時~)とまずまずの滑り出しを見せたフジテレビ系の2作だが、2話目で共に3ポイント以上落として1ケタにダウン。
「連ドラの第2話の視聴率は下がりがちといっても、初回から1~2ポイント程度が多いのですが、3ポイント以上数字を落とすというのは珍しい。特に13年ぶりの復活と鳴り物入りで始まった『まだ結婚――』は4ポイント近くダウンで、関係者のショックは大きいようです」(テレビ誌ライター)
そんな中、16日に第2話が放送された「同期のサクラ」(日本テレビ系水曜夜10時~)は9・5%と、初回から1・4ポイント上昇した。
「同期の――」は、高畑充希(27)演じる“忖度できない”ヒロインのサクラと、大手ゼネコンに同期入社した仲間たちの10年間を描くもので、同枠で2017年に高畑が主演した「過保護のカホコ」と同じ制作チームだ。
初回放送後のネット上では〈カホコの劣化版〉〈高畑のキャラがウザい〉など厳しい指摘もあったものの、第2話放送後は〈励まされた〉〈見守りたい〉など肯定的な意見が上回っている。
「初回は09年の入社、第2話は1年後の10年と、1話ごとに1年経過していくという試みは、視聴率に結び付くかどうかは別として、吉と出るかもしれません」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏はこう続ける。
「『同期の――』脚本の遊川和彦氏は、1992年に浜田雅功と田中美佐子が主演した『十年愛』(TBS系)で男女の友情を1話1年という形式で描いた人。そのときの手応えがあっての、今回の手法でしょう。放送から1週間後には話が1年進んでいるというのは、連ドラ全盛期の当時よりも、今の時代に合っている」
1話1年、最終話で初回から10年後を描くというストーリー展開は、当時は「斬新」といわれたものだが、「十年愛」からもう27年。本当に今の時代に通用するのか。
「環境の変化のスピードは、当時より今のほうがずっと速い。変化が大きいぶん、劇中に登場するパソコンや携帯電話など、10年レンジの“近過去”の小道具に『そういえば使っていたなあ』などと懐かしさを感じながら、当時の気持ちを思い出すという見方もできます。ヒロインと同世代の20代、30代より上の視聴者にも楽しめる要素がある」(亀井徳明氏)
実際、ネット上には〈新入社員当時の気持ちを思い出した〉〈今思うとあの頃の言動は恥ずかしかった〉〈サクラの言葉が突き刺さる〉など、40代、50代とおぼしき書き込みも散見する。
空気を読まずに突き進むヒロインに苛立つ今の若者より、むしろ“働くおじさん”にこそ合うドラマなのかもしれない。
(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
提供元:Yahooニュース