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知念里奈は息子たちのスター「あきらめない母の背中を子供たちに見せたい」(夕刊フジ)

この15年間、日本の少女(3~5歳)たちの「好きなキャラクターランキング」で、ナンバーワンの座に君臨し続けるヒロインがいる。
平和を守るために悪と戦う妖精の戦士“プリキュア”だ。
「昔から見ていた憧れのアニメです。その主題歌を歌い、声優として出演できるのですから、とてもうれしく、そして光栄に思います」
15歳でデビューし、芸能界の第一線を走り続けてきたアイドル。結婚、出産後、30代となった今も舞台の第一線で活躍するミュージカル女優はこう語ると笑顔をはじけさせた。
16年目に入った人気アニメの劇場版第27弾。「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」(19日公開)のラストに流れる主題歌「Twinkle Stars (トゥインクルスターズ)」はとても印象的だ。
「子供だけでなく大人も感動できる素晴らしい曲なんです。映画を見た人を包み込むような優しい気持ちで…。そんな思いを込めて歌いました」
沖縄で生まれ育った。
「物心ついた頃から憧れのスターがいました。父が大ファンだったマイケル・ジャクソンです」
■得意技の歌やダンス あえて封印しての挑戦
地元のダンススクールに通い、歌や踊りを学んだ。大阪で暮らした中学時代も毎週末、沖縄のスクールに通い続けた努力家だ。
そんな努力が実り、16歳で日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得。だが、「私なんかが選ばれて本当にいいのか、と当時は悩んだんですよ」と謙虚に打ち明ける。
アイドル全盛時代に結婚し、出産も経験するが、幼い頃から鍛えた歌唱力とダンスの技術を生かし、「ミス・サイゴン」や「レ・ミゼラブル」など人気の舞台に上がり続けてきた。
中学生の長男と1歳の次男の母でもある。
「プリキュアは幼かった長男と一緒に見ていたアニメ。私が主題歌を歌うと聞いて、長男はとても喜んでくれました」と“優しい母の顔”で語る。
今回の劇場版では、宇宙の平和を守るためにプリキュアと力を合わせて戦う星空刑事メリー・アン役の声優も務めた。
「脚本を読み、“テンション高め”の設定で役作りをしてアフレコに臨んだ」というが、「監督からいきなり、『その5倍の高さのテンションの声でお願いします』と指導されて…」と笑いながら教えてくれた。
今年でデビューし、23年。これまで歌手、映画やテレビ、ミュージカル女優、そして声優と幅広いジャンルに挑み続けてきた。
「さらにチャレンジしたいことは」と聞くと、意外な答えが返ってきた。
「ストレートプレイ(ミュージカルと違い、歌唱のない演劇)に挑戦したいんです」
あえて“得意技”の歌やダンスを封印し、「お芝居一本で、どれだけ表現できるかに挑んでみたい」と、舞台女優としての覚悟を熱く語る。
母であり歌手、女優。家事と仕事の両立の秘訣を尋ねると、こう答えた。
「ミュージカル公演などで長期間、家を空けるときは、必ず子供たちと話し合ってきました。家族の助け、協力なくして両立はできませんから」
海外演出家たちの舞台にも上がり続けているが、毎回、オーディションを突破して役をつかみ取ってきたという。
■子供たちに見せたい あきらめない母の背中
「息子たちには、自分の好きな仕事をあきらめずに続ける母の背中を見せたい」と言う。
声優に挑んだ今回のプリキュア劇場版も子供と一緒に見に行く予定だ。
自身は、どんなアニメに影響を受けて育ったのだろうか。
「『ドラゴンボール』に『聖闘士星矢』ですね」と即答した後、「あっ、もちろん『プリキュア』も大好きでしたよ」とあわてて付け加えた。わんぱく盛りの男児二人の母親らしい答えに、本人も思わず苦笑していた。
(ペン・波多野康雅/カメラ・渡邊大輔)
■知念里奈(ちねん・りな) 歌手、女優。1981年2月9日生まれ。38歳。沖縄県出身。96年、テレビドラマ「学校の怪談R」で女優デビュー。同年、シングル「DO-DO FOR ME」で歌手デビューした。97年、第39回「日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞。ミュージカル女優として、2004年から「ミス・サイゴン」、05年から「レ・ミゼラブル」などの舞台に出演している。
提供元:Yahooニュース