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上戸彩が手に入れた「癒やしのチカラ」昼顔妻とは違う公園ママの素顔(日刊ゲンダイDIGITAL)

 いまや「主人公の妻役」といえば上戸彩(36)だろう。

 2013年と20年に放送されたTBS系ドラマ「半沢直樹」シリーズでは、超優秀な銀行マンの半沢直樹を内助の功で支える妻、花を演じた。そして現在、放送中の「となりのチカラ」(テレビ朝日系)では、思いやりと人間愛は人一倍あふれているのに何をやっても中途半端で優柔不断の男、中越チカラの妻、灯を演じている。

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■漂うホッとさせる空気感

「灯は2人の子供の子育てをしながらアパレルの店長として言動も行動もテキパキとした妻。家庭を振り回すチカラに対しても強めに当たったりと、半沢直樹の花とは違うキツめのキャラですが、決してギスギスしたりトガった感じはありません。松本潤さん演じるチカラの緩さをしっかり引き締める役回りで、心地よいテンポを生み出しています。それだけではなく、これは上戸さんが醸し出す特有の雰囲気なのかもしれませんが、なんとなくホッとするような空気感が出ているんです。これは『半沢』の花の感じとも似ています」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 最近の上戸はソフトバンクCMの「白戸家」ファミリーの一員だったり、「M-1グランプリ」のアシスタントのイメージが強いが、女優としてもなかなかのキャリアの持ち主だ。

■熱血少女から昼顔妻へ

 01年、16歳のときに出演した「3年B組金八先生」(TBS系)第6シリーズで性同一性障害の少女を演じ一躍注目を浴びると、「エースをねらえ!」「アタックNo.1」(ともにテレビ朝日系)や「アテンションプリーズ」(フジテレビ系)など昭和の人気アニメや、ドラマの熱血ヒロインを多く演じ、お父さん、お母さん世代からも愛されるアイドル女優として人気を博した。20代になってからは、「流れ星」(フジテレビ系)で人生に絶望しながらも恋人とともに人生を乗り越えていこうとする風俗嬢を演じた。

 さらに14年には「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)で、夫のいない昼間に不倫に走る主婦を好演。「昼顔」は同年の流行語大賞にもノミネートされた。

 10代の熱血少女から、20代では影のある風俗嬢や退廃的な色気を持つ主婦と、確実に演技派としてのキャリアを伸ばしてきたことが分かる。

 12年にEXILEのHIRO(52)と結婚し、その後、2児をもうけたことで、ドラマ出演は極端に減っていった。

「自宅近辺では2人の子供と散歩したり、公園で一緒に遊ぶ姿が何度も目撃されたりと、しっかり母親業に専念する姿が週刊誌などでも伝えられるようになりました。30代になり、母親になったことで子供たちと多くの時間をともにする中で、“癒やし”の雰囲気が増していった感じでしょうか。その結果、女優としても『主人公をサポートする妻の役』がよりハマった感じがします」(弘世一紀氏)

 彼女のこれまでのキャリアを思うと、少しもったいない気もするが、元国民的美少女の笑顔は母親になっても我々国民を癒やし続けてくれるに違いない。

提供元:Yahooニュース
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