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恋愛映画の旗手・今泉力哉監督「三浦春馬さんのあの笑顔は演出じゃない」(Lmaga.jp)

ベストセラー作家・伊坂幸太郎と、人気ミュージシャン・斉藤和義のコラボにより誕生した恋愛小説集『アイネクライネナハトムジーク』。それを伊坂のラブコールにより、「恋愛群像劇の名手」として知られる今泉力哉監督が映像化。劇的な出会いを信じる男、声しか知らない男性に恋する美容師、妻子に逃げられたサラリーマンなど、いくつもの恋が交錯し、やがて大団円を迎える本作について、映画評論家・ミルクマン斉藤が今泉監督を直撃した。
──いやぁ今泉監督、絶好調ですね。次々と新作連打で。
「いやあ、謎ですね(笑)。数年後に反省するんでしょうね、このペースは。ちゃんとひとつひとつの作品に向き合ってはいますけど、このあと、すでにもう2本完成してますね」
──あはは。それにしてもすさまじい。今年大ヒットした『愛がなんだ』以前からの今泉ファンとしては「群像恋愛映画の名手」と目しているんですが、今回は規模がいつもと格段に違いますよね。
「そうですねぇ。でもベースとなるのは恋愛と群像であったり、人間関係の話だったりしますし、いつもと同じですね。親子関係もできたし、それによって映画が豊かになったのでよかったですね」
──伊坂作品はこれまでも数々映画化されていますが、『アイネクライネナハトムジーク』は恋愛小説的要素や家族の物語的なものが大きいと思うんです。なんでも随分前から、伊坂さんから監督のほうに映像化の依頼があったと。
「(カルチャー誌の)『CUT』にいた門間雄介さんが、山下敦弘監督と伊坂さんで『実験4号』(2008年)ってTheピーズの楽曲をもとにした映画を作ったんですね」
──ありましたね。小説+DVDな感じで出版されたのが。でも、もう10年ほど前ですよね。
「その頃、僕は山下さんのそばにいたんですよ。その数年後に『こっぴどい猫』(2012年)を作ったとき、門間さんが伊坂さんに僕のことを伝えてくれて。それをきっかけに伊坂さんが僕の作品を観てくれたみたいなんですね。それで2013年頃に最初に話が来て」
──それでもけっこう時間が経ってますね。
「今回の原作小説はもともと、斉藤和義さんとのコラボで生まれた短編集なんですけど、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年)を作っていた『ダブ』って制作会社が映画化したいと、出版される前からいろいろ話があって」
──連作短編というカタチの長編小説として完結する前からなんですね。
「そうです。で、それから企画は動いていたんですけどいろいろあって。まあ、僕の名前が知られてなくて役者が募れない、というのがまず(苦笑)。でも、その間にダブが僕の『パンとバスと2度目のハツコイ』 (2017年)を作って自分を育ててくれたりとかあって」
──『愛がなんだ』以降、いろんな俳優さんが今泉映画に出たい出たい、と言ってますよね(笑)。でも、それより以前の話ですからね。
「『サッドティー』(2013年)より前からですから。脚本は2015年あたりに1回完成してて、そこから改稿して・・・。それからキャストが決まって、動き出して、2018年4月に撮影したわけです」
──実は僕、この原作は読んでいなくて映画を先に観たんです。で、観終ったその足で原作を買いに行って。これって、後半はほとんどオリジナルですよね?
「そうです(笑)」
提供元:Yahooニュース