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タカアンドトシの番組『ジンギス談!』、「北海道出身にとってのホームグラウンド」で繰り広げられる“素のトーク”(WEBザテレビジョン)

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テレビ番組に精通するライターの前川ヤスタカが、地方番組に注目し、レビューしていく。今回はHBC北海道放送で放送されている「ジンギス談!」(毎週金曜深夜0:20-)を取り上げる。
【動画】楽屋挨拶での秘話も…タカトシ、オードリーとの“久々の共演”を回顧
■“素のトーク”が繰り広げられる「ジンギス談!」
タンスの上に並ぶ豪快にシャケをかじる木彫りの熊、札幌時計台の置物、そしてジンギスカン鍋。昭和の北海道の和室をイメージしたという「ジンギス談!」のセットである。
「ジンギス談!」は2017年に始まったタカアンドトシをホストとして、札幌のスタジオに様々な芸人ゲストを招くトーク番組。番組開始当初は、ゲストの出身地にまつわるトークが中心だったが、徐々にそのコンセプトは薄れ、今はいくつかのテーマに沿って話すシンプルなトーク番組となっている。東京キー局の番組では比較的企画メインの番組が多いタカアンドトシだが、この番組では素のトークをたっぷり聞くことができる。
■「北海道出身者にとって圧倒的なホームグラウンド」
「ジンギス談!」が他のトーク番組と決定的に違うのは、この場所が「北海道人にとって圧倒的なホームグラウンド」という点だ。
札幌のスタジオで、北海道を代表する芸人タカアンドトシがホスト役。加えてアシスタントには道産子のモデルやアナウンサーが起用され、セット奥の床の間には「地元愛芸人」と称される北海道出身芸人たちが陣取る。
さらにいえば、北海道は「地元愛が強い都道府県ランキング」1位の常連であり、「魅力度ランキング」でも13年連続1位という状況。郷土の自慢は盛り沢山で地元大好きな北海道人の集う場所に、単身乗り込む他都府県の芸人。この構図で自身の故郷をアピールするのはかなり分が悪い。和気あいあいでお互いを褒め合う「ケンミンSHOW」とはわけが違う。
■関西の芸人に繰り返す“タカアンドトシの鉄板トーク”
これまで様々な都府県出身芸人が郷土を背負って北海道にやってきたが、アウェイをまったく意に介さず堂々とわたりあったのは博多華丸・大吉とサンドウィッチマンくらいだったと思う。
たとえば岡山出身の次長課長の回では、当然岡山名物としてきびだんごを紹介したのだが、北海道人にとってはきびだんごは平べったいもの(北海道のきびだんごは岡山のものとはまったく別物で、餅粉・砂糖・水飴をバー状に固めたもの)。全国目線で見れば当然亜流は北海道のきびだんごなのだが、このスタジオでは北海道が正義なので、本家の方が「なんだこれ、見たことねえよ」と言われてしまう。ちなみにトシは桃太郎のお話で犬、猿、キジにきびだんごをあげる際は、それぞれ少しずつかじらせたと思っていたらしい。
また、関西の芸人がゲストの際の鉄板トークとして繰り返し話されているのが、「タカアンドトシが若手時代に札幌吉本代表として『オールザッツ漫才』(MBS)に出た時、いかにアウェイだったか」という話。年1回関西の芸人が集まるお祭りで、あるベテラン芸人からは「お前ら地方組は売れるわけないの自分たちでわかってんのやろ」と言われ、多くの芸人が「芸人にウケるような挑戦的なネタ」をする中、自分たちが用意したのは一般ウケ狙いの普通のネタ。時間が押して、出番3分の予定が1分になった時「よかった。助かった」と思い逃げるように帰ってきたというエピソードだ。これを北海道で聞かされる関西芸人はいつもすまなそうな顔をしていた。
さらには、スタッフ(ただの料理好き)が再現する各地の郷土料理が、各都府県人からすると「まったく違う」となることも多く、北海道以外の都府県の魅力がまったく伝わらないことがしばしばであった。
■パンクブーブー黒瀬「かかってこいよ大吉ー!」
ちなみに開始当初1年くらいはTVerでの配信はなく、本当に北海道にしか流れていなかったので治外法権とばかりに東京や大阪では言えないようなことを語る芸人も多かった。中でもパンクブーブー黒瀬(純)は、福岡の大先輩・博多大吉が自分の悪口をこの番組で語っていたと聞き「そういう奴なんですよあいつは。かかってこいよ大吉ー!」とカメラに向かってアピール。“完全北海道ローカル時代”の名場面として何度か反芻されている。
そんな北海道ホームの状況は、他都府県芸人には居心地が悪くても、北海道出身芸人にとっては超快適な空間だ。とにかく明るい安村、平成ノブシコブシ、トム・ブラウン、バービー、オズワルド・畠中、錦鯉・長谷川がこれまで北海道出身芸人として出演しているが、いずれものびのびとこの場を楽しんでいた。
特に2021年のM-1グランプリ王者である錦鯉の長谷川は、タカアンドトシの盟友中の盟友で、ともに札幌吉本一期生。札幌で苦楽を共にしたタカトシの二人は長谷川を「ハセ」と呼ぶ。コロナ禍リモート収録時に突如呼ばれた回を経て、タカトシと約20年ぶりの地上波テレビ共演となった安村との回、そして錦鯉としての出演と3回も出演している。それだけでなく、タカトシの2人のトーク回でも長谷川のエピソードが語られ、直近もM-1優勝後にタカトシが番組YouTubeチャンネルで「おめでとうトーク」をした。
M-1優勝後多忙の錦鯉。まだ「ジンギス談!」への凱旋出演は叶っていない(3月に行われる「ジンギス談寄席」に出演予定と発表されている)。
しかし(たまたまのタイミングではあったようだが)、M-1優勝のわずか4日後収録というアメトーーク「北海道芸人」が1月21日にオンエアされた。出演芸人は、タカアンドトシ、とにかく明るい安村、平成ノブシコブシ吉村、トム・ブラウン、バービー、そして錦鯉・長谷川。いずれも「ジンギス談!」出演経験のあるメンツだ。
そこで繰り広げられたトークは面白かったけれど、ちょっとだけよそ行きだった気がした。やっぱり北海道の芸人が一番リラックスして話せるのは「ジンギス談!」なのだろう。錦鯉・長谷川の北海道凱旋を楽しみに待ちたい。
提供元:Yahooニュース

