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楽しく、その想いは変わらずに――、松本穂香の仕事観 経験は全て肥やしに:インタビュー(MusicVoice)


 女優の松本穂香(22)が、映画『おいしい家族』(20日公開)で主演を務める。本作は、人も気候も穏やかな島を舞台に新たな家族像を作り上げていく、様々な愛をテーマにした感動作。亡き妻の服を着て暮らす橙花(とうか)の父・青治(せいじ)には板尾創路。青治のその後のパートナーであり、調子者の居候・和生(かぞお)には浜野謙太。橙花の弟・翠(みどり)は笠松将が演じる。監督を務めるのは作家・ふくだももこ氏。新鋭ながら『マルサの女』などをはじめ、伊丹十三監督作品の楽曲を長年手掛けてきた本多俊之に音楽を依頼するなど、ツウ好みのセンスも持ち合わす。本作で主人公の橙花を演じた松本は、話題となったテレビドラマ『この世界の片隅に』で主役・すず役を好演し、一躍世間の注目を集めた。以降出演作が続くなか、今回挑んだのが自身初の長編映画主演。「さまざまな表情を持っている楽曲にも耳を傾けてほしいです」と語る松本に本作への思いを聞いた。【取材=鴇田崇/撮影=木村陽仁】

撮りおろしカット

――愛がテーマの素敵な作品でした。完成した作品を観た感想は?


 登場人物の全員が愛らしく、かわいらしくて、感動しました。監督の愛がつまっているからこそ、そう映ったのかなと思います。愛を持って作られたからこそ、わたしたちも優しくなれたのだと思います。


――演じた橙花というキャラクターについて、どのように理解しましたか?


 自分よりも年上の設定で、結婚など自分に経験がない要素もありましたが、人生が上手くいかないモヤモヤを抱えたところから物語が始まるので、自分が経験したことのなかから、ちょっとずつ探して重ねました。


――経験がないなかで、どういうところが自分自身とリンクしましたか?


 家族だからこそ甘えられる感じというか、あそこまで東京ではツンツンしていなかったと思うんです。それは家族の前だからこそできたことで、普段からあのテンションってないと思うんです(笑)。そこは理解しやすかったです。毎回、どういう作品でも、役柄に教わることは、多々ある気がします。


――実際に板尾創路さん演じるお父さんのようになったらどうでしょうか?


 自分の父親だと思ったら、そういう愛ももちろんあるかなと思いました。理由にもよるかもしれないですが、この映画の中では亡くなったお母さんが好きすぎることが理由なので、仮に同じ理由で自分の父親が同じようになったら戸惑うとは思いますが、受け入れられると思いました。


――さて主題歌には、ガールズバンドのyonigeの楽曲「みたいなこと」が起用されていますが、聴いた感想は?


 すごく感動しました。歌詞に<どうでもいいよ>というところがあるんですが、なかなか入れられない歌詞であると同時に、この映画だからこそ響くものがあります。愛があるからこそで全部肯定してくれる、受け入れてくる優しさがあると思ったので、すごくぴったりな曲だと思います。


――演技に込めた想いとどこかシンクロしているような感覚もあります。


 宇宙の果てがずっと続いていくようなという、宇宙というワードが、すごく映画の世界を象徴しているなと思いました。この映画の愛はとてつもなく大きいので(笑)、それを宇宙と言うことがすごく素敵だなと。


――また、音楽を本多俊之さんが手掛けています。『マルサの女』など伊丹十三作品でもおなじみですが、どうも監督がファンのようですね(笑)。


 ふくだももこ監督は、「音楽めっちゃいいよな!」っておっしゃってました(笑)。その話題の時、すごく興奮していたことを覚えています。特に解説などはなかったのですが、音楽の話で熱くなった瞬間が何回もあって。いろいろな色がつまっているというか、楽しい感情だけではないんですよね。そういう魅力にあふれているサントラだと思いました。


――ちなみに、仕事の時に毎回聴く、勝負曲みたいなものはありますか?


 特にないので、その日聴きたい曲を聴いています(笑)。そういう方はけっこういらっしゃるようで、役柄のイメージで曲をチョイスしているみたいな話は聞きますが、わたしはそういうタイプでないみたいで(笑)。


――さて、この作品は明日からの人生、ちょっと変わりそうな説得力ある作品でしたが、日頃そういうことを意識して仕事したりしていますか?


 せっかく仕事をするのであれば、楽しくやりたいなとは思っています。撮影時は余裕がなかったけれど、いま思い返すと、あの時間は全部楽しかったんです。それに楽しみ方にはいろいろあるので、どうせなら全部経験になるようなことはしていきたい、という気持ちはあります。


――すごくポジティブですね。素晴らしい人生の考え方だと思いました。


 ありがとうございます。難しいけれど、ちょっとずつ成長したい気持ちがあるんです。ちょっと苦手な人に出会ったとしても、それも経験と思ったほうがいいかな、なんて。ただ、楽しみたい想いは、変わらず持っていたいなと思っています。そういう意識はしていたいですよね。


――最後になりましたが、読者にメッセージをお願いします。


 少し視点を変えると見えてくることって、たくさんあると思うんです。お父さんが母親のかっこうをして、「何それ、気持ちが悪い」と最初はなっていたかもしれないけれど、そうじゃなくて、何が原因でそうなっているんだろう、というところまで考えてみることが大切ではないかなと思います。いま、たくさん苦しんでいる人もいるかと思いますが、少し視点を変えれば見えてくることもあると思いますし、あからさまに間違っていることもないと思うんです。受け入れてくれる優しさがたくさんつまっている映画だと思うので、少しでも観る人の心が軽くなればいいなと思っています。


(おわり)

提供元:Yahooニュース
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