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坂口杏里にはスーパーモデルの“転落の人生”を描いた実話を観てほしい(日刊ゲンダイDIGITAL)

【コトブキツカサの映画処方箋】
映画パーソナリティー&映画心理カウンセラーのコトブキツカサが“今、旬な”人々に映画を処方して、より良い日々を送っていただこうという勝手なコラム。
坂口杏里さんといえば、母・坂口良子さんの七光で華々しくデビューしつつも、ホスト通い、キャバクラ、AV、デリヘル嬢へと転身、知人ホスト恐喝未遂で逮捕、さらについ最近もまた、元交際相手のホスト宅侵入で逮捕されるという数奇な人生を歩んでいます。
そんな杏里さんに処方したい映画は、アンジェリーナ・ジョリー主演「ジーア/悲劇のスーパーモデル」です。モデルを目指してニューヨークに行き、ヌードモデルをきっかけに頭角を現し、スーパーモデルにまで上り詰めたジアが、ショービズの世界の重圧と、環境の変化に耐えられなくなり、すさんでいく姿を描いた実話です。
ジアはモデルとして成功すると同時に、孤独とプレッシャーで精神的に追い詰められていく。そこで母親によりどころを求めるも、“あなたの選んだ人生だから”と冷たく突き放され、絶望してしまう。もしかすると杏里さんも自分の存在を認めてくれるお母さんが他界したことで、ジアと同じくよりどころを失い、道を誤ったのかもしれません。
次第にジアはドラッグや悪友とつながり、心身がすさんでいく。でも、そんな彼女を心配するモデル仲間やスタイリストの姿があり、実はジアには“軌道修正のチャンス”がいくつもあったことが描かれています。この作品は「人生のプライオリティーは何ですか?」というクエスチョンを投げかけているのです。
杏里さんの密着ルポ「ノンフィクション」でも女性ディレクターが心配していましたし、軌道修正のチャンスがいくつもあるようです。生きてさえいれば何度でも復活できる……今の選択が間違っていたとしても、いつの日か悲劇を喜劇として語り、たくましく復活してくれたらと思います。
(コトブキツカサ/映画パーソナリティー)
提供元:Yahooニュース