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海老蔵×キンコン西野「プペル」はまともな新作歌舞伎になっていた(中川右介)(日刊ゲンダイDIGITAL)

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今月から歌舞伎座は、2年前のコロナ禍以前と比べると約3割の値上げとなった。それだけ経営的に苦しいのだろう。販売されるチケットもこれまでの半分から3分の2と増えた。初日や次の日は売れていたが、その後は完売には程遠い。
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■見かけの華やかさとは裏腹の厳しい現状が…
先日は唯一の歌舞伎専門誌「演劇界」の休刊も発表された。見かけの華やかさとは裏腹の、厳しい状況が垣間見える。
海老蔵の新橋演舞場も、完売とはならなかった。キングコング西野亮廣の絵本を原作とした、新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』で西野自身が脚色した。
海老蔵がプペルを含む3役、原作では主人公だった少年を、堀越勸玄と市川ぼたんが交互に演じる。
原作やアニメ映画では、ファンタジーなので、どの時代のどの国の物語なのかは分からないが、歌舞伎版では日本の天明時代と明確にし、浅間山の噴火後で、田沼意次が権勢を振るっていたが失脚するという歴史的事実を背景にした物語にしている。
前半、抽象的と写実を混ぜ合わせて「護美人間」が生まれるところは、歌舞伎の技法でありながら、これまでの歌舞伎にはない表現で斬新。後半はドラマをしっかりと描く。
原作とは芯の部分は同じだが、大胆に変えている。原作者自身の脚色なので、かえって遠慮なく変えられたのだろう。公演が発表になった際はどんなものができるのか危惧したが、まともな新作歌舞伎になっていた。
歌舞伎座の正月公演はこれまで松本白鸚と中村吉右衛門が中心の座組みだったが、今年は2人とも出ない。白鸚は2月に「ラ・マンチャの男」のファイナルが控えているので、その稽古なのだろう。
完全な代替わりの象徴が、第1部。「一條大蔵譚」は勘九郎が家の芸を、歌舞伎座で初めて演じた。「祝春元禄花見踊」は中村獅童の子、小川陽喜の初お目見えのためのもの。
第2部は幹部役者による「三番叟」と「萬歳」のあと、松本幸四郎の「艪清の夢」。「仮名手本忠臣蔵」の五段目や「廓文章」などのパロディーがふんだんにある喜劇。話としては他愛もないものなので、いかに笑わせるが勝負で、幸四郎に向いているし、実際に好演。錦之助は気の毒な役ではあるが、しっかりと笑わせていた。コロナ禍でなければ客席ももっと沸いただろう。
第3部は尾上松也以下、本来なら正月は浅草歌舞伎に出ていた若手による「岩戸の景清」があって、最後が市川猿之助の「義経千本桜/川連法眼館の場」。
猿之助がケガをしてからでは初めて、2016年の狐忠信。動きの激しい役なので控えていたのだろう。1時間ほどの間に2役、さらに人間から狐へと変化するとともに、怒り、哀愁、喜びと、感情も変わっていく難役なのだが、そうと感じさせない。ワイヤも見え、種も仕掛けもある宙乗りだが、浮いていくだけで感動してしまうのだから、不思議なものだ。
(作家・中川右介)
提供元:Yahooニュース

