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97歳、ファッション界の重鎮ピエール・カルダン氏にインタビュー【ベネチア映画祭ルポ】(ELLE ONLINE)

『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』(17年)や『マックイーン:モードの反逆児』(18年)などファション・デザイナーをテーマにしたドキュメンタリー映画のヒットが続くが、今年のベネチア映画祭では20世紀のファッション界に革命を起こした大御所デザイナー、ピエール・カルダンの半生を追う『HOUSE OF CARDIN』がワールドプレミア上映された。
ピエール・カルダンは、1950年代より自らのアトリエを立ち上げ、コスモ・コールと呼ばれるフューチャリスティックなデザインや幾何学模様、ユニセックスなどアヴァンギャルドなスタイルで一時代を築いた。
パリを拠点に活動していたためフランスのデザイナーの印象が強いが、実は、ベネチアがあるイタリアのヴェネト州生まれ。23歳のときに建築家を目指し、パリへ移ったが、ジャンヌ・パキャンのオフィスで働いたことをきかっけにファッション界に転身した。「クリスチャン・ディオール」の独立時に立ち上げに参加したひとりでもある。
歴史的プレイボーイとして知られるカサノヴァ縁のヴィッラでインタビューに応じたカルダン氏。フランス語、イタリア語、英語を自由に操りながら、質問に答えてくれた。
映画界との関わりも深く、一次は、同棲していたこともある女優ジャンヌ・モローについても言及。そういえば、カルダン氏がデザインした衣装でも有名な、ジョセフ・ロージー監督の『エヴァの匂い』(62)はベネチアが舞台。社交界の花形エヴァの悪女ぶりを見事に演じたモローは、ヌーヴェル・ヴァーグを代表する女優となった。
また、カルダン氏は、「パリのファッション界で最初に日本人モデルを起用したのは私なんですよ。ヒロコ(松本弘子)は“大人の”モデルでとても素晴らしかった。日本の会社ともとてもよい関係を築きました。日本に最初に行ったのは50年前、60年前? ずっとずっと昔のことですね」。
J・P・ゴルチエ、ナオミ・キャンベル、アリス・クーパー、シャロン・ストーン、さらには森英恵、桂由美、高田賢三ら日本を代表するデザイナーへの撮り下ろしインタビューを始め、過去にジャンヌ・モローがカルダンについて語ったインタビューなどアーカイブ映像も引用している。デザイナーの軌跡だけでなく、ファッション年代記としても楽しめる。
『HOUSE OF CARDIN』は、2020年日本公開予定です。
提供元:Yahooニュース