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『カムカムエヴリバディ』深津絵里が「18歳のるい」を演じた“深い意味”(現代ビジネス)
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朝ドラこと連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)には、驚かされることばかり。ストーリーの展開で驚愕し、そしてそれを演じ切るヒロイン女優たちの感情表現に目を奪われます。
【写真】『カムカムエヴリバディ』上白石萌音が深津絵里の母を演じた理由
特に2代目ヒロイン・深津絵里さんの演技には魅入ってしまうのです。
11月1日から放送スタートした『カムカムエヴリバディ』は、一人のヒロインの成長を半年間かけて描いていく従来の朝ドラとは異なり、構成からしてかなり異色。
「NHKのラジオ英語講座」をストーリーの土台に、1代目のヒロイン・安子を上白石萌音さん、安子の娘にして2代目のヒロイン・るいを深津さん、るいの娘で3代目のヒロイン・ひなたを川栄李奈さんがリレー形式で演じていくという、昭和・平成・令和の時代を股に掛ける壮大な物語です。
現在は2代目ヒロイン「るい編」を放送中。本稿を執筆時点(1月7日)では深津さんが18歳のるいを瑞々しく演じているのです。 三世代のヒロインを描くというのは朝ドラ史上初の試みとのことで、それだけでも驚かされますが、1代目の「安子編」、2代目の「るい編」にはそれぞれまた別種の驚きが詰まっています。
「るい編」の深津さんの演技について語る前に、「安子編」に触れておきましょう。
「安子編」を端的に言い表すとしたら、“希望で幕開けし、絶望で終幕した物語”でした。
健気にささやかな幸せを求めていただけの安子に、次々と降りかかった理不尽な不幸。
戦時中、空襲で母と祖母は亡くなり、父はそのショックで鬱のようになり一度は回復したものの最終的には病死。恋を実らせて結婚した夫は出征して戦死してしまいます。そして夫との間にもうけた最愛の娘・るい(子役)からは、とある行き違いで誤解を受け、「I hate you(大嫌い)」と告げられ、失意のまま彼女と離れてアメリカへ渡るのでした。
長い朝ドラの歴史のなかでも上位に食い込むであろう鬱展開でしたが、その悲劇の連続を一身に受けるヒロインに、はじける笑顔が魅力の上白石さんが抜擢されていたのが、とても意外で驚かされたのです。
ほんわかしていたり元気だったりする役の印象が強い上白石さんがヒロインを演じるということで、筆者は明るく楽しい物語になるだろうと勝手に思っていたのですが、予想は大ハズレ。喜怒哀楽で言うと“哀”の要素が圧倒的に色濃い物語となっていました。
ただ、上白石さんが安子を熱演したことで、その悲劇性が強烈に引き立ったのもまた事実。制作陣は上白石さんのポジティブなパブリックイメージを逆手に取り、ある種の「ミスリード」を狙っていたのかもしれません。
提供元:Yahooニュース