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「キングオブコント」王者の空気階段は“虫のような扱い”を見事はねのけた(ラリー遠田)(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【2022新春「笑」芸人解体新書】#6
空気階段
◇ ◇ ◇
昨年10月に行われたコント日本一を決める大会「キングオブコント」は「史上最高レベルの激戦」と言われた。過去最多の3015組の出場者の中から厳しい予選を勝ち抜いた10組のファイナリストが、ハイレベルなネタを次から次へと披露して、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
【写真】「空気階段」鈴木もぐらが語った極貧生活とは(2018年)
そんな中で優勝を果たしたのは、鈴木もぐらと水川かたまりの2人からなる空気階段だった。彼らは2012年にコンビを結成して以来、コントを専門にしてライブ中心の活動を続けてきた。
だが、最初のうちは全く芽が出なかった。外見も芸風も地味な彼らのネタは、若い女性中心のライブの客層には刺さらなかった。しかも、彼らがデビューした当時はテレビでもネタ番組がほとんどなく、無名の若手芸人がメディアに出る機会はほとんどなかった。
当時は若い女性客から「虫」のような扱いを受けていて、まともにネタも見てもらえなかったと本人たちは振り返っている。
それでも、八方塞がりの状況でネタを磨き続けているうちに、数少ないチャンスを着実にものにしていった。徐々にネタ番組に呼ばれるようになり、ラジオのレギュラーも始まった。
それと並行して、多額の借金を抱え、ギャンブルに溺れ、遅刻を繰り返すもぐらが「クズ芸人」として注目されるようになり、多くのバラエティー番組に出演した。荒れ放題の家で怠惰な生活を送ってきたもぐらは「ネズミしかかからない病気」にかかったこともあったという。
一方のかたまりは何でも母親の言う通りにする極度のマザコンとして知られ、同級生に岡山なまりをからかわれたことが原因で大学を中退してしまったほど傷つきやすい繊細な性格でもある。不器用な2人が演じるコントは、笑いの中に切なさを感じさせるものが多く、そこが人気を博している。
彼らは地道にコントの腕を磨き続けたことで、昨年ついに日本一の称号を手にすることになった。
いまや結婚して2児の父となったもぐらは、ギャンブルから足を洗い、借金の返済に手をつけ、少しずつ更生の道を歩み始めた。昨年10月には彼らにとって初の冠番組となる「空気階段の空気観察」もスタートした。地味で繊細な2人は栄光への階段をいま上り始めたところだ。=つづく
(ラリー遠田/お笑い評論家)
提供元:Yahooニュース

