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『天気の子』レビュー(IGN JAPAN)


昔から今までの夏休みアニメ映画を見渡してみればいい。爽やか海、青い空、豊かな自然で暮らす田舎の美しさや、家族の優しさを見せている。今年もそうだ。『きみと、波にのれたら』や『海獣の子供』では、凝った監督や原作でありながらも、タイトル通り海を描いて見せ、夏らしいアニメートを描いて見せた。

でも夏のアニメ映画ではみんな、あの時期はほとんどないものとして扱われる。曇り空が覆い、雨が続く梅雨である。エンターテインメントの映画では、理由もなく、ただ面倒な要素は省略されるものだ。望んで梅雨を観たがる客も、描きたがる作家も、製作もいない。

ところが『天気の子』はそうではない。映画の全編が曇天で、重たい雨が降り続ける。しかもそれを美しい風景として描き、世間もそれを「期待の新作」として望んでいる。夏休みアニメ映画が持つイメージの、逆をいく現象が起きている。

現実の都内でも、7月中は曇天と雨が続き、気温も夏とは思えないくらい低い時期が続いた。初日が公開された7月19日も午前中に小雨が降り、まさしく作品とシンクロする現象が起きていた。


「天気の子」画像・動画ギャラリー

事実上、貧困と犯罪のボーイミーツガール

思い返してみれば新海誠監督作品は、夏休みアニメが漠然と持つ「安心できて、楽しめる」モチーフを描いてきたとはいいがたい。前作の『君の名は。』では、田舎よりも都会をずっと美しいものとして描いてきたし、さらに遡って『秒速5センチメートル』のように、ひとりよがりな主人公の、内面描写に収斂されていくストーリーは魅力的でも、老若男女の誰もが見たいものではないだろう。

さて『天気の子』はどうだろうか? 表向きはボーイミーツガールの冒険活劇に見える。離島から都会に出てきた少年・森嶋帆高と、ビルの屋上の鳥居をくぐり、広大な積乱雲の世界に降れ、天気を晴れにする能力を持った不思議な少女・天野陽菜が出会う。

雨が続く都内で、ふたりは天気を操る能力を使い、お金を稼ごうとする。しかし、天気を操る能力には裏があり、陽菜の身体はおかしくなってゆく。同じころ、帆高が都会に来た直後の出来事から、警察が彼を探すようになる。果たして陽菜の能力の謎は? 帆高は無事に彼女を守り切れるのか?


こう書けば「安心できて、楽しめる」ように見えるだろう。だが実際には、「まるで安心できない」モチーフが暗に描かれている。貧困と犯罪である。

離島から都会に来た帆高は、まるで仕事が手に入らず、ネットカフェで寝泊りしながら、所持金を減らしていく。そんな生活のなかで、ゴミ箱から偶然、拳銃を手に入れる。都会に向かう船で会ったライター・須賀圭介となんとか連絡がつき、そこで住み込みで仕事をもらうも、須賀から与えられる月収は1万円を切っていた。

陽菜は母を亡くし、アパートで弟と暮らしていくためにファーストフード店でバイトをしていた。しかし限界があり、(風俗なのかAVなのかわからないが)売春に手を出そうとする。陽菜が関係者とラブホテルに入るところを、帆高は拳銃を発砲して止め、彼女を連れて逃げだす。それがふたりの本格的な関係の始まりだった。





貧困に伴い、過去作にないロケーションが描かれている点も見所だろう。『言の葉の庭』では新宿御苑のように落ち着いた場所や、『君の名は。』でおしゃれなカフェや国立新美術館でのデートを美しく描いてきたところ、新宿西口側のように猥雑な場所を積極的に描いている。風俗求人情報で有名なバニラ求人のトラックまでも、新海誠監督らしいトーンで描かれるシーンには感動を覚えるだろう(バニラ求人公式サイトに、本当に協力していることも書かれている) 。 そう、『天気の子』が描くボーイミーツガールには、暗に貧困と犯罪が示唆されている 。 拳銃を持った、ネットカフェ難民の少年と、性風俗に身を落とす寸前の少女が出会い、少年のアイディアで、少女の天気を晴れにする能力をビジネスにする 。 しかしその代償に少女は身体を蝕んでいくストーリーである 。 陽菜の天気を晴れにする能力をビジネスにしていく展開は、とても明るいシーンとして描かれながら、帆高が陽菜の身体を(意図せずとも)利用して、お金を稼いでいると読めなくもない、危うい印象を残す 。

提供元:Yahooニュース
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