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日テレ「偽装不倫」仲間由紀恵が“不倫妻”演じる配役の妙(日刊ゲンダイDIGITAL)

【テレビ 見るべきものは!!】
杏が主演の「偽装不倫」は、独身なのに人妻のフリをするアラサー女子の恋愛物語だ。
派遣で働いている濱鐘子(杏)は、契約切れをきっかけに福岡への一人旅に出る。機内でカメラマンの伴野丈(宮沢氷魚)と出会うが、たまたま姉(仲間由紀恵)の結婚指輪を持っていたため、伴野に「人妻」だと思われてしまう。
過去の婚活で成果が得られなかったこと、伴野が人妻に執着していることなどから、鐘子は誤解を放置する。偽装不倫の始まりである。あり得ない設定かもしれないが、そこはドラマとして楽しめばいい。偽装不倫旅行とはいえ、しっかり一夜を共にする展開もあって、まさに大人のラブコメだ。
このドラマ、ヒロインに杏を持ってきたことで成功している。「花咲舞が黙ってない」(日テレ系)や「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジ系)がそうだったように、生真面目さとちょっと抜けたところが同居したキャラクターを演じさせたら、杏はうまい。また姉の葉子役に仲間由紀恵というのも憎いではないか。実は本当に不倫しているのは葉子のほうなのだ。仲間の夫は俳優の田中哲司だが、2年前、その田中が不倫騒動を引き起こした。当時は冷静に対応した仲間が、役柄とはいえ「不倫妻」になる。リアル夫への復讐にも見えて、いやはや、日テレの商魂も仲間の根性もなかなかのものだ。
(碓井広義/上智大学教授=メディア文化論)
提供元:Yahooニュース