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上原多香子「母の日」投稿炎上には内部に裏切り者がいた(日刊ゲンダイDIGITAL)

【2019年上半期ネット炎上事件簿 】#7
身内だけにこっそり伝えるはずが、設定やアカウントを間違えて、広く一般にも公開してしまう誤爆。こっそりということは大体が内緒話なわけで、一般への公開など炎上の格好の材料でしかない。だからといって、身内や仲間だけが閲覧できるように設定しておけば安心かといえば、これがそうでもないからややこしい。
5月の母の日にSNSへメッセージを投稿した上原多香子は、事前に申請して許可を受けたユーザーしか閲覧できない「鍵付き」にしていたにもかかわらず、内容が外部に漏れて炎上した。
つまり、内部に愉快犯や裏切り者がいたわけだ。
上原が投稿したのは、わずかに「母の日。母と呼ばれた日。感謝」と10文字程度。しかし、これが漏れて拡散するにつれ、悪しざまに言い立てられるようになる。2014年に当時の夫が自殺した折、その大きな原因が上原の不倫にあり、不倫に至った裏には子供ができないことが理由としてあったとされていただけに、「母と呼ばれた日。感謝」との書きように違和感を持つ人が多くいたのだろう。
元夫を死に追い込んでおきながら、新しい命を得て母となった自分にウットリしているような、身勝手な姿が指弾されたわけだ。
他人の家庭で実際に何があったのか、外部の無関係な人間が想像力をたくましくして推測することはできても、真実を知ることはほぼ不可能である。
しかし、ネットで拡散するとなると、事実はどうあれ燃料となる衝撃的なフックさえあれば、それだけで十分だ。上原の場合、不倫が発覚した際、相手に「2人の子供作ろうね」とメッセージを送っていたと報じられ、衝撃を与えた“前科”がある。
それだけに「(亡くなった元夫の)家族が見たらどう思うのか」「無神経さが怖い」「非常識」などと、批判がエスカレートしていったのも仕方がない。
たちまち数千、数万もの拡散が行われたが、上原はそれには反応しなかった。下手に炎上に付き合ったところで、顔も名前も知らない相手からの遠慮会釈のない罵倒に気分を害され、不快で無駄な時間を過ごすだけなので、放っておくのは悪くない対処法だ。
ところが、ここで余計な一言を挟んだ人物がいた。上原の母の日投稿の炎上は、むしろここからが本番とばかりに荒れて広く世間に知られることとなり、後には現実世界での居場所を失うまでに発展してしまったのだから、本当に余計だった。 (つづく)
(井上トシユキ/ITジャーナリスト)
提供元:Yahooニュース