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“仰天婚”山里と“闇営業解雇”入江 吉本芸人の明暗クッキリ(日刊ゲンダイDIGITAL)

【芸能界クロスロード】
吉本芸人の明暗を分けた話題が世間を賑わした先週。まずは「明」――。
南海キャンディーズの山里亮太(42)が女優・蒼井優(33)と電撃結婚を発表。2人揃ってのオノロケ会見は1時間を優に超えた。漫才のような絶妙な2人のやりとりは好感度も大幅にアップ。早くも「結婚特需」が確実視されている。FAX1枚で結婚報告が多い昨今。オープンな会見は有効に働くことを2人は証明してくれた。
芸人と女優の組み合わせは、古くはとんねるずの石橋貴明・鈴木保奈美、木梨憲武・安田成美と、珍しくないが、共通点は芸人が人気も仕事もピーク時の結婚だったこと。
「女優は才能のある人に惚れる。同じ芸能界でも自分にない才能を持つ人を尊敬する。芸人だけでなくミュージシャンや監督もそう」と以前、ある女優から聞いた話が蒼井にも当てはまる。山里は現在、レギュラーを16本持つ人気のピーク。「仕事のできる男は輝いて見える」のは芸能界も同じ。個性的な俳優と浮名を流してきた蒼井も自分にないお笑いの才能を発揮する山里との結婚を決めたのもうなずける。
続いて「暗」――。
お笑いコンビ・カラテカの入江慎也(42)が介在したグループの忘年会に雨上がり決死隊の宮迫博之やロンブーの田村亮ら吉本芸人が出席していたことを「フライデー」が報じた。後に振り込め詐欺をはたらいた団体として摘発され、「犯罪集団に闇営業」の鮮烈なタイトルが付いたのは気の毒な気もするが、入江も宮迫も「知らなかった」というのもわかる。
事務所に通さずギャラをもらう「闇営業」だったことも指摘されている。宮迫は「受け取っていない。入江に頼まれて出席しただけ」と否定したが、後輩の入江に頼まれたとはいえ知らない団体の宴会に出席して芸まで披露するだろうか? そんな素朴な疑問も湧く。
吉本のご意見番、松本人志も「ワイドナショー」の番組内で「一切お金が出ずに、あれだけのサービス(芸の披露)することは正直ないと思う。どういうふうに分配されたか、それはわからない」とコメントした。旧知の芸能関係者も、「親しい友人の会社ならギャラなしで出席もわかるが、知らない会社の宴会で芸まで披露するのは、常識的には営業の一環。なんらかの形でギャラはあったのでは」という。それを「闇営業」というと聞こえは悪いが、業界では「内職」をひっくり返し「ショクナイ」と呼び、昔からよく耳にした。
事務所を通さず個人的な人脈で頼まれた宴会やパーティーに顔を出し芸まで披露する。呼ぶほうも「ギャラを払って当然と考えるのが暗黙のルール」という。事務所を通さないことから、「お車代」の名目で多分な謝礼金をその場で渡すという方法もあったそうだ。今回の場合、フライデーも「ギャラも入江を通じて支払ったみたいです」との話を紹介している。それが自然であり一番、合点がいく。宮迫が言う「ギャラはもらっていない」は厳密に言えば事実かもしれないが、ギャラとは違う別な形でもらっていた可能性もある。
5年前の宴会の主催者が犯罪集団だったことで報じられた今回の一件。何事もなければ報じられることのなかった話だろう。入江も吉本解雇には至らなかったはず。スキャンダルが発覚するもしないも紙一重――。
(二田一比古/ジャーナリスト)
提供元:Yahooニュース