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いしだあゆみのベッドに“世界地図”描き… 萩原健一さん、母性本能くすぐる達人 懲りない男ショーケン伝説リターンズ(夕刊フジ)

【記者は見た!懲りない男ショーケン伝説リターンズ】
今年3月、68歳で死去した俳優、萩原健一(ショーケン)さん。4月連載の『懲りない男ショーケン伝説』で破天荒な素顔を報じたがまだ“伝説”があった。
◇
ショーケンは日本テレビ『祭ばやしが聞こえる』(1977~78年)に主演。共演した、いしだあゆみにまた「ひと目ぼれ」した。そして電光石火のごとく、3つ年上の美人と同棲生活に入るが、プロセスはこうだ。
江波杏子や岸恵子といった女性遍歴について、ショーケンはノーコメントを通したため、マスコミは「理由と真相」を求めて執拗に追った。
『祭りばやし~』の後、彼は肉体的にも精神的にも限界に達し、バリ島に単身、逃避行した。投宿先のホテルに心配した、いしだから国際電話が入った。彼の手記によれば「嬉しくなって飛んで成田に戻った」とあり、その足で彼女のマンションに向かっている。
ここからが傑作。寝不足が続いていたショーケンはいしだのベッドで爆睡。目覚めると不覚にもシーツに“世界地図”を描いていたのだ。彼はベッドに正座して謝った。
「ごめんなさい」
いしだは「クスッ」と笑っただけで許し、そのまま同棲生活に突入したのだ。ショーケンがいかに母性本能をくすぐる達人だったかがうかがえるエピソードだ。
彼女は『ブルー・ライト・ヨコハマ』(69年)の大ヒットで知られ、NHK紅白歌合戦の常連。「紅白」担当だった私はいしだのリハーサル風景を見たが、細身のいしだは早起きが苦手なのか顔色も青白い。1回歌うと心配したディレクターが早上がりを指示するのを見て、風邪をこらえる和田アキ子は「あゆみちゃんはいいな」とうらやましがっていた。
しかし華奢に見えて、いしだは丈夫。彼女は緒形拳と共演した映画『野獣刑事』(82年)で見事な豊乳を披露。ショーケンの好みの女性とはスタイルの良さと「着やせ美人」が必須条件なのだ。
彼は79年、BOROのヒット曲『大阪で生まれた女』をプロデュースした内田裕也さんにカバーしたいと懇願。大阪育ちのいしだとイメージが重なり、どうしても歌いたかったのだ。裕也さんは「ショーケンがカバーしてくれれば、BOROの知名度も全国区になる」と計算して快諾。
翌80年、ショーケンといしだは山崎努夫妻の媒酌で結婚した。(フリーライター・中野信行)
■萩原健一(はぎわら・けんいち) 1950年7月26日生まれ、埼玉県出身。高校時代にスカウトされてザ・テンプターズの歌手として参加し、67年に「忘れ得ぬ君」でデビュー。72年の映画「約束」から本格的に俳優活動。私生活では4度の結婚に4度の逮捕と奔放な人生を送っている。2019年3月26日、消化管間質腫瘍(GIST)のため死去。68歳。
提供元:Yahooニュース