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ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるSilk Sonic、往年のファンク/ソウルを現代のクオリティで実現(リアルサウンド)

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参照:https://spotifycharts.com/regional/global/weekly/latest
【写真】Silk Sonic、楽曲でスケートをテーマにした意義
Spotifyの「トップ50(グローバル)」は、世界的に最もストリーミング再生された曲をランク付けしたチャート。本連載では、同チャートを1週間分集計した数値のデータを元に、グローバルな音楽シーンの潮流をお届けする。第8回となる今回は、11月11日公開(11月3日~11月10日集計)のチャートを見つつ、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるユニット Silk Sonicのアルバム『An Evening With Silk Sonic』収録のシングル曲にフォーカスする。 トップ3は先週から変わらず、アデル「Easy On Me」、ザ・キッド・ラロイ「STAY」、リル・ナズ・X「INDUSTRY BABY」という結果となった。先々週ニューアルバム『=』をリリースしたエド・シーランの「Shivers」が4位をキープしているが、それ以外のアルバム収録曲はランクダウンしている。ロングヒット中のGlass Animals「Heat Waves」がトップ5に再度ランクインしており、この楽曲の根強い人気が伝わってくる。ポスト・マローンとザ・ウィークエンドのコラボ「One Right Now」が初登場9位となり、ポスト・マローンのニューアルバムへの期待が高まる。 ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるデュオ Silk Sonic(シルク・ソニック)。11月12日にユニットとしてのアルバム『An Evening With Silk Sonic』をリリースした彼らであるが、まさに現代のファンク/ソウルミュージックを担うアーティスト2人による夢のようなプロジェクトとも言えるだろう。さらにP-Funkやジェームス・ブラウンのベーシストとして、ファンクベースを世に広めたブーツィー・コリンズがアルバムのスペシャルホストを務めている。その上で楽曲「After Last Night」ではサンダーキャットも参加しており、新旧ファンクの巨匠たちが集まった作品である。
1stシングルとして先行配信されていた「Leave The Door Open」のストリングスのアレンジは、まさに60’sや70’sのフィラデルフィア・ソウルと言えるだろう。スモーキー・ロビンソンの1975年のアルバム『A Quiet Storm』を由来とする「クワイエット・ストーム」という、「ジャズから影響を受けたスムーズなR&B」ジャンルから影響を受けている。「Leave The Door Open」はThe Billboard Hot 100で1位を獲得し、アンダーソン・パークにとって初のビルボード1位となった。
2ndシングルである「Skate」は、まさに70’sのディスコ/ファンク楽曲。ローラースケートリンクでディスコミュージックが流れていた時代の雰囲気を味わえる楽曲であろう。作曲には、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パーク以外にも、アルバムのプロデューサーであるD・エミール、ブルーノ・マーズの楽曲を多く手掛けてきたジェイムス・フォントルロイ、そしてサンダーキャットやルイス・コールなどのアーティストとも共演をする注目の若手キーボーディスト DOMi Degalleとドラマー JD Beckのデュオが参加している。特に2人によるDOMi & JD Beckは今後もLAのジャズ/ファンクシーンを飛び越えてさらに活躍することが期待されている。
アルバム発売直前に3rdシングルとして配信された「Smokin Out the Window」は、もともと楽屋でのジョークがきっかけで生まれた楽曲であった。2人が初めて一緒に作った楽曲である「Smokin Out the Window」は、「心配ごとを解消するためにタバコを大量に吸ってしまう人」というジョークをもとにサビのフレーズが作られたようだ(※)。こちらも70’sリスペクトのMVとなっており、まさにThe StylisticsやThe Spinnersのようなスタイルで楽曲を披露する2人は必見である。
60’sや70’sのフィラデルフィア・ソウルやファンクミュージックを現代のサウンドクオリティで披露したSilk Sonicの『An Evening With Silk Sonic』。ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークは他にもジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、マイルス・デイヴィス、スティーヴィー・ワンダー、プリンスなどの音楽に影響されていると語っており、スタジオでお酒を嗜みながら、60’sと70’sの音楽をプレイしていたようだ(※)。当時のファンク/ソウルを聴いたことがないが、Silk Sonicが好きだという方はぜひ彼らが影響を受けたアーティストたちも聴いてみてほしい。
(※)https://www.rollingstone.com/music/music-features/bruno-mars-anderson-paak-silk-sonic-album-release-date-1212141/
提供元:Yahooニュース

