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作詞家・山上路夫さん 物静かさから溢れる繊細さと知性 伝説のヒットメーカー列伝(夕刊フジ)


 【昭和歌謡の職人たち 伝説のヒットメーカー列伝】


 詩人を思わせるたたずまいで、物書きの繊細さと知性を感じさせるおしゃれな人である。


 作詞の石坂まさをさんから「山上さんを尊敬している」と聞いていた。石坂さんはとても破天荒な人で、髪の毛がぐしゃぐしゃなどあまり身なりを気にしないが、山上さんはいつも清潔で話し方も穏やかで対照的だ。


 石坂さんは、山上さんから贈られたモンブランの万年筆を肌身離さず持っている。山上さんとは同人誌『新歌謡界』の仲間だったが、ある会話に驚かされたという。


 「中学しか学歴がない」と話す石坂さんに、「俺だって出てないよ」と答えた山上さん。石坂さんは「僕はてっきり慶応大学あたりを卒業した人だと思っていたので、本当にびっくりしてしまいました」と星野哲郎さんの対談集『歌、いとしきものよ』で語る。


 僕が最初に赤坂の山上さん宅を訪ねたのは1970年代前半のこと。当時、山上氏作詞の小柳ルミ子の『瀬戸の花嫁』やGAROの『学生街の喫茶店』などが大ヒットしていた。


 物静かな山上さんに何から話をしようかと緊張したが、奥様が加わり雰囲気が緩んだ。奥様が六大学野球ファンで話が盛り上がったのだ。が、肝心の山上さんは表情ひとつ変わらない。僕がきっかけをつかめないでいると「野球が好きなんですね」と一言で終わった。でも、目は微笑んでいたので救われた。


 日本的抒情性とヒューマンに富んだ作品が多かった。昭和初期に活躍した音楽家で『みなとの見える丘』『君待てども』の作詞作曲の東辰三氏のご子息。子供の頃からぜんそく持ちで、学校にも行けず思春期は本を乱読したそうだ。中高生向きの小説も書いていた時期もあった。


 67年、フリー1作目となる佐良直美の『世界は二人のために』が大ヒット。シンプルで多くの人の愛唱歌になった。72年には『瀬戸の花嫁』も大ヒット。ともに今も結婚式で歌われる名曲だ。


 作詞家の二世は継承されたケースが少ないが、山上さんにはしっかりと受け継がれていた。ものづくりの達人は人には言えぬ険しい山河を乗り越え、神から音と言葉を与えられた人なのだろう。=おわり


 ■山上路夫(やまがみ・みちお) 1936年8月2日生まれ、82歳。作曲家のいずみたくとCMソングや流行歌を多く手がけ、明治製菓CMソング「世界は二人のために」が大ヒット。


 ■篠木雅博(しのき・まさひろ) 株式会社「パイプライン」顧問。50年生まれ。東芝EMI(現ユニバーサル)で制作ディレクターとして布施明、アン・ルイスらを手がけた。徳間ではPerfumeらを担当。2017年5月、徳間ジャパンコミュニケーションズ顧問を退任し、現職。

提供元:Yahooニュース
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