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監督・水谷豊の映画が「個性」を活かした秀作である理由(dmenu映画)


『相棒』シリーズでおなじみ水谷豊の映画監督第2弾『轢き逃げ -最高の最悪な日-』が5月10日より公開される。


監督第1作『TAP -THE LAST SHOW-』(2017年)で怪我を負い一線を退いた元タップダンサーと若手との交流を描き、非凡な才能を示した水谷。その勢いに乗せての第2作は前作以上に彼が長年培ってきた俳優としてのキャリアを彷彿させる秀逸なものに仕上がっている。
『轢き逃げ -最高の最悪な日-』は、異国情緒漂う地方都市を舞台に進められていく。


大手ゼネコンに勤務する若きエリート宗方秀一(中山麻聖)は、3日後に挙げる結婚式の打ち合わせのため、古くからの親友で当日は司会を務めることにもなっている森田輝(石田法嗣)を乗せて、会社の副社長令嬢でもある婚約者・早苗(小林涼子)の待つホテルへ車を走らせていた。
近道しようと、狭い坂の抜け道を下っていく秀一。しかし不慣れな道を加速させていたため、そこで若い女性を轢いてしまう。周囲には誰も目撃者がいないと囁く輝に従い、被害者を置き去りにしたまま車を走らせてしまう秀一……。


その日の夕方のニュースで秀一と輝は、彼らが轢き逃げした女性・時山望(さな)の死を知った。罪の意識におののきながらも、何事もなかったかのようにふるまう秀一に、まもなくして謎の脅迫状が寄せられるように……。


一方、悲しみに暮れる被害者の両親・時山光央(水谷豊)と千鶴子(檀ふみ)夫妻のもとを、柳(岸部一徳)と前田(毎熊克哉)の刑事コンビが遺品返却で訪れる。遺品の中に携帯電話がなかったことに違和感を抱いた光央は、娘の仕事仲間や友人に会いに出かけていく……。
このように、本作は轢き逃げという罪を犯した加害者側と、愛する者を理不尽に失った被害者側の双方を描きながら、『相棒』さながらのヒューマン・ミステリ劇を奏で上げていく。


前半は加害者側、後半は被害者側に寄り添ったドラマ構成になっているが、個人的に興味深かったのは加害者側の描出で、エリート・コースを絶たれることの怯えから罪そのものへの怯えへ変わっていく秀一と、そんな彼を慕い続ける輝の関係性が、若き日の水谷豊を俳優として大きく飛躍させた名作テレビドラマ『傷だらけの天使』(1974年~1975年・日本テレビ系)を彷彿させるのだ(このときの水谷は、輝のスタンスである)。


映画の始まりで、遅刻しそうな輝が秀一の車に向かって延々駆けていく長回しのショットがあるが、これは「これから映画を魅せます」という水谷監督の意思表示であるとともに、そのときの苦しそうに走り続ける輝の呼吸からは、まさに『傷だらけの天使』のときの水谷が輝に乗り移っているかのように映えている。

提供元:Yahooニュース
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