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早貴被告の発言「2億円をもらえれば東京に帰ります」【紀州のドン・ファンと元妻 最期の5カ月の真実】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【紀州のドン・ファンと元妻 最期の5カ月の真実】#76
死亡の翌日の5月25日午後4時ごろから、葬儀屋さんとの打ち合わせが始まった。メンバーは早貴被告、番頭格のマコやん、佐山さん、家政婦の大下さん、そして私だ。元従業員のMも顔を出したが、犬猿の仲の佐山さんの前ではおとなしく椅子に腰かけているだけだった。
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通夜・葬儀費用などについては経理担当の佐山さんの判断が必要であるが、葬儀屋との交渉事、そして通夜、葬儀の日程は私が中心になって皆の意見を聞きながら決めていった。野崎幸助さんの資産は凍結されて勝手に銀行口座から引き出すことはできないが、アプリコ名義の通帳は使えるので、そこから費用は捻出できる計算ができていた。その額は約2億円であり、これが草刈り場になっていくとは、この時点では想像もしていなかった。
ドン・ファンは大阪の会計事務所に決算を任せていたので、佐山さんは電話で頻繁に連絡を取っていた。通夜と葬儀はどのようにするのか、お寺をどこにするのか、お墓はどうするのか、遺影は? などなど決めなければならないことが数多くあった。
「遺骨はどうするんや? 田辺に置くのか、それとも早貴ちゃんが東京に持っていくのかい? どっちでもいいんやで」
マコやんが聞いた。
「……私は遺骨はいりませんし、お墓もいりません」
小さい声だったがハッキリと言い放った瞬間にリビングの空気が凍り付いた。まさかの展開だったので、誰も何も言えずに黙ったままだった。
「いりませんってどうゆうことや?」
マコやんの語気が強くなった。
「今すぐに2億円もらえれば東京に帰るって言われたわ」
佐山さんからとんでもない言葉が飛び出した。なんでも、打ち合わせの前にアプリコに行った彼女は、佐山さんにそう伝えたというのだ。
その瞬間に私は頭に血が上っていくのを感じた。
「キミなあ、戸籍上は社長の妻なんだぜ。遺産は欲しいけれど遺骨はいらないし墓の面倒を見ることもないというのは、随分と虫がいいんじゃないか。それなら遺産はいらないからと言って東京なり札幌に帰ったらどうだ!」
私が一喝すると部屋が凍り付き早貴被告は下を向いたまま黙っていた。こんな女を選んで結婚したドン・ファンが哀れで惨めで救われない。ドン・ファンが亡くなって24時間も経っていないのに、早貴被告は2億円をもらうことを考え続けていたのだろうか。私の背筋がザワザワとしたのを今でもはっきりと覚えている。
「遺産をもらうのなら早貴ちゃんは通夜・葬儀をきちんとやらなければいけないわ。まあ若いからしょうがないよねえ」
場を和ますかのように大下さんが助け舟を出した。
「キミは喪主なんだからね」
「喪主? 何ですか?」
私はあきれていた。=つづく
(吉田隆/記者、ジャーナリスト)
提供元:Yahooニュース

