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千倉真理 フランスのアート絵本、翻訳を岸惠子さんに依頼…素晴らしい日本語に!(夕刊フジ)

【30年の時を超えてミスDJ・千倉真理 読むっきゃない!!】
2006年に発売したフランスのアート絵本「まってる。」。日本語訳を手がけた小山薫堂さんがあちこちで紹介してくれたおかげで多くの読者さんと出会えました。
バレンタインやホワイトデーのプレゼントや、この本を好きな人にプレゼントして結婚したカップルがいます。気になる人にさりげなく渡してみたら…。もし相手の人もあなたに気があった場合、この本は「この先、一緒に時間を過ごしたいね」との意味合いも含まれる人生の本なのです。
相手が、あなたのことをただの友達としか思っていなかったら、それはそれ。「いやいや、ただの絵本だから気にしないで!」と(心の中では泣いても)さらっとすませることができる、さりげない1冊なのです。
本って、人に何かをプレゼントするとなると、ハンカチやスカーフでも2000~3000円はかかりますよね。でも絵本なら、1500円くらい。本屋さんでラッピングしてもらえば、とっても素敵なプレゼントになります。40代で、こんなにうれしい仕事と出合えるとは思いませんでした。以降、千倉書房で「プレゼントブック」として10年以上さまざまな絵本を作っています。
「パリのおばあさんの物語」という作品も「まってる。」に続くロングセラーになりました。パリで暮らす1人のおばあさんが、昔を振り返りながら今の日常を語る作品で、最初に読んだときからこの翻訳は女優の岸惠子さんにお願いしたい…と思っていました。
原作をお送りすると、ご本人から千倉書房にお電話をいただき、ご自宅にうかがえることに! それまで翻訳の仕事は断っていた岸さんが、初めての翻訳を手がけてくださり、すばらしい日本語文章になりました。
物語の最後「おばあさん、もう一度若くなってみたいと思いませんか?」との質問におばあさんの答えは「いいえ」。
「わたしにも、若いときがあったのよ。わたしの分の若さはもうもらったの。今は年をとるのがわたしの番」とおばあさんは答えます。
岸さんは「パリのおばあさんの物語」の朗読をピアノやチェロの演奏と合わせて何度もしてくださり、本は多くの方のもとに届いています。
岸さん、小山さんと絵本を通してお仕事をさせてもらえたこと、何よりも出会いに感謝です。
■千倉真理(ちくら・まり) 千倉書房編集担当役員、ラジオ・パーソナリティー。1962年、東京都生まれ。成城大時代に81年から始まった、文化放送「ミスDJリクエストパレード」初代水曜日(後金曜日)担当。
30代から外務省勤めの夫とイタリア、タイ、フランス、カナダの4カ国に住み、イタリアで長女を、タイで長男を出産。2005年から実家の千倉書房でフランスのアート絵本の企画を始める。
現在は文化放送「ミスDJリクエストパレード~8116サンデーアップ」(日曜午後1時)に出演中。
提供元:Yahooニュース