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【インタビュー】岸井ゆきの&成田凌、2人の間に“愛”はあったのか?(dmenu映画)

直木賞作家・角田光代の同名小説を実写化した『愛がなんだ』(4月19日公開)。物語は28歳のOL・テルコ(岸井ゆきの)と、彼女が友人の結婚パーティで出会ったマモル(成田凌)の2人を軸に描かれる。マモルに一目ぼれしたテルコは、仕事や友人をそっちのけでひたすら彼を想い彼中心の生活を送るように……しかし、二人は恋人同士ではなく、マモルは微妙な距離感でテルコを翻弄するばかり。一方通行なテルコとマモルの関係や、彼らをめぐる人々の恋愛群像ストーリーが展開されていく。
本作で悩める等身大の若者を演じた岸井ゆきのと成田凌に話を伺った。
――お二人が演じたキャラクターは、全面的に共感するのはどうなのか……と思ってしまう難しいさじ加減の役でしたが、演じる上で意識したところは?
岸井ゆきの(以下、岸井) 最初に原作読んだときは、テルコに対して「すごい熱量だな」と少し引いてしまった部分もあったんです。でも、彼女の主観で考えてみたらそれほど複雑ではなくて、むしろ、単純すぎるくらい「ただ、マモちゃんが好き」というところに力を集中させている。
他のものを捨ててしまうのは、私には理解できないけれど、好きなものに一直線になるとか、そういう気持ちってみんなが持っているものだなって。難しく考えずにマモちゃん一直線で行きました。あと、現場であまり成田くんと仲よくならないほうがいいなと思って、あまりおしゃべりしないようにしていました。
成田凌(以下、成田) 僕もときどき「ここでこれを言うのはすごいな」と思うセリフもありましたが、岸井さんが言ったように理性を捨てて主観になると「別に言えちゃうかな」というところもあり、すべてに共感できるなと感じました。演じるときに考えたのは、マモルが”意識的”にやることと“無意識”でやっていることの差です。
たとえば、マモルは焼き芋を分け合って食べる時、食べ始める直前に気がついて紙袋がついた側をテルちゃんに渡す気遣いをするけど、それをわざわざ見せつけるところがある。それと、二人で歩くときは絶対にテルちゃんが車道側っていう(笑)。観る人がマモルにイラっとくる瞬間をハッキリとさせたかったんですが、一方でどれくらいマモルの行動が意識的なのかは常に曖昧にしようと思いつつやっていました。
――岸井さんが現場で成田さんとおしゃべりをしなかったというのは、マモルとの距離感を作ることを考えて?
岸井 そうですね。やっぱり仲がいいと画面に出ちゃうと思うんですよ。現場で仲よくなって空気感がすごくよくなる場合もあるけれど、今回のマモちゃんとテルコはそういうのがないほうがいいだろうなと。テルコってマモちゃんのことをすごく好きな割に本音でお話してないなと思ったんです。いつも、本音の一、二歩前で止まって気を使っている。その微妙な距離感を表現するためにも、あまり近くなりすぎないようにしていました。
提供元:Yahooニュース