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ぶれない、したたか、格好いい女性最高裁判事の素顔(日刊スポーツ)


トランプ大統領の対極に、米国のリベラルな人たちはこんな強烈なキャラクターを求めているのだろう。


85歳の女性最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(16年)のフェリシティ・ジョーンズ(35)が主演して、若き日を描いた米映画「ビリーブ」が22日に公開され、頭文字の愛称がタイトルとなったドキュメンタリー映画「RBG」(5月公開)はしたたかな85歳の素顔を映し出す。


歯に衣(きぬ)着せぬ言動で知られるギンズバーグ判事は、1周回って敬愛を込めノートリアス(悪名高き)RBGと呼ばれている。ヒップホップスターのノートリアスB・I・Gにかけたニックネームで、米国ではアイドル的な人気があるという。Tシャツ、マグカップ、トートバッグも発売され、昨年5月に米国公開された「RBG」は大作映画並みにヒット。アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたことは記憶に新しい。


RBGが特例であることは間違いない。が、米国における最高裁判事は文字通り「三権の長」として存在感を放っている。本来それではいけないと思いつつ、選挙の時に国民審査のリストで目にするだけの日本の最高裁判官とはそもそも認識のされ方が違うようだ。


本当は「RBG」→「ビリーブ」の順で鑑賞するのが好ましいが、残念ながら日本の公開は逆になっている。


「ビリーブ」はRBGのハーバード入学から始まり、男女平等への1歩となる最高裁での41歳の弁論をクライマックスにしている。法科を首席で卒業しながら男社会の法廷弁護士の世界では機会が与えられない70年代の現実。学生結婚の夫マーティンの献身とフォローでチャンスをものにしていく過程が、当時としては珍しい形の夫婦愛を印象付ける。


才能と強い意思を持ちながら、意外と内気で自己表現がうまくないRBGに対し、社交的で一流弁護士として弁が立つマーティンは、自分以上の才覚が妻にあることを確信し、バックアップする側に回る。


「すべてに疑問を持て」という母が残した言葉。成長した娘の過激にさえ思える権利意識…反骨の人RBGは1人で成ったわけではない。逆に、これ以上はそろわないだろうという条件に恵まれてようやく差別の壁は越えられたのだと得心する。


「ディープ・インパクト」(98年)のミミ・レダー監督の演出は奇をてらわずに分かりやすい。「ローグ・ワン-」同様、今回もジョーンズは遠くを見る目がとてもいい。


公開はだいぶ先だが、映画「RBG」はこの人を軸に米国社会の変化と近年の揺り戻しを映し出す。「真の変化とは1歩ずつもたらされるもの」の彼女の言葉に象徴される前半生は女性の権利獲得の過程が分かりやすい。93年にクリントン大統領に最高裁判官に指名されるや9人の裁判官の合意形成をしたたかに進める。


が、時流とともに少数派と転じると、合意形成は諦め、反対意見書によって主張を明らかにするようになり、とがったコメントが若者の共感を呼ぶ。13年、最高裁判所が「アフリカ系アメリカ人有権者に対する差別はもはや防止する必要はない」との判断を下すと「暴風雨の中でもぬれてないからといって、傘を捨てるような判断」と痛烈に切り返した。


ぶれないで、したたかで、かっこいい。アイドル並みにグッズが売れるわけだ。


【相原斎】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「映画な生活」)

提供元:Yahooニュース
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