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大ヒットWEB4コマ『妻の飯がマズくて離婚したい』が教えてくれたこと(アニメ評論家・藤津亮太)(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ)

「メシマズ」漫画としてSNSを席巻したWEB4コマ『妻の飯がマズくて離婚したい』を読んで、アニメの食事表現に思い至る。「食事の楽しさ」ってどういうことだろう。『あたしンち』では? 宮崎駿では? アニメ評論家・藤津亮太が自らの料理体験も踏まえて考察。

【画像】宮崎駿の新人の塗ったステーキへのダメ出しは「この色ではうまそうに見えない」ということだったさまざまな物事を受け取る「感性」は、網みたいなもので、網の目の細かい人は小さなあれこれもみなキャッチするし、網の目が粗い人は物事を大掴みで把握することになる。どちらが優れている劣っているという話ではなく、どちらにも一長一短がある。

とはいえ夫婦の関係を考えてみると、毎日のことだけに「食事の楽しさ」に関する網の目の細かさは、ある程度似通っていたほうが、幸せになりやすいんじゃないだろうか。話題になっていたWEB4コマ漫画『妻の飯がマズくて離婚したい』(『ママスタセレクト』で連載、9/28掲載の第30話で完結)を読んで、そんなことを考えた。登場するのは小学生を筆頭に3人の子供がいる夫婦。夫はサラリーマン、妻は小さな会社のパートで働き、家事も担当している。事の発端は、夫が高い外食をして帰宅したこと。妻がそのことを責めると、夫はそれまで我慢してきた気持ちを妻にぶちまける。

「ミナミの口癖だよな どうせお腹に入れば同じって…(略)で食事を楽しみたいんだ 美味しいものを食べることも人生の楽しみのひとつなんだよ」(6話)

しかし妻にはこの夫の言っていることが伝わらない。そしてケンカの挙げ句、ふたりは離婚まで考えるに至る。

この夫婦の衝突は「家事の役割分担」や「家計と節約」などさまざまな要素が絡み合うトピックではある。でも根本の原因は「食事の楽しさ」に対する「網の目の細かさ」が大きく違っているところにある。このあと、マンガはふたりの子供時代に触れ、ふたりの食事に対する「網の目の細かさ」の違いがどう形成されたかを説明していくことになる。このマンガを読んで思い出したのはアニメ『あたしンち』の第1話「だからそーじゃなくてっ」だった。『あたしンち』はけらえいこの同名漫画のアニメ化。超個性的な“母”をフィーチャーしたコメディで、第1話は母と娘のみかんのお弁当の内容をめぐるすれ違いが扱われたエピソードだ。

みかんの不満は、母の作るお弁当が適当なこと。ある日は塩鮭、ある日はタラコと、おかずがドンと一品入っているだけなのだ。みかんとしては、ほかの友達のお弁当のように、串に刺さった肉団子やプチトマトが入っているようなお弁当がいいのだが、この感覚がなかなか母には通じない。結果、串に刺さった肉団子がたくさん詰め込まれたり、山盛りのプチトマトがおかずになったりする。サブタイトルの「だからそーじゃなくてっ」というのは、もどかしくてみかんの口から出たセリフそのままだ。

みかんは母に別に凝ったものを作ってほしいわけではない。もうちょっとおいしそうと思えるような見栄えや工夫をしてほしいというだけなのだ。でも「おいしそうな食事」に関する母の「感性の網の目」はかなり粗いのだった。

もちろん日本のお弁当は“がんばり過ぎ“で、それが世のお弁当担当者(現状はやはり母親が多いだろう)の負担になっているという現状はある。ただ一方で「お腹がふくれればそれでいい」という観点だけでは、「食の楽しさ」という点で貧しい、というのも事実だ。

提供元:Yahooニュース
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