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DAIGOの生き方を変える北川景子の人生哲学~「家売るオンナの逆襲」は現実も変え始めた!?~(トレンドニュース(GYAO))

「嵐にしやがれ」に出演した北川景子が、夫DAIGOの変化を語った。
「今まで家事は私が完璧にやらなくちゃいけない」と思い、すべてを北川がやってきたが、「最近は(料理を)やってくれるようになった」「帰ったら、できてる」という。
ロック歌手・DAIGOが家庭的な人間に変身し始めたのである。
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結婚して3年、この間に北川は「家売るオンナ」と「家売るオンナの逆襲」に主演している。
このドラマの中で語られる人生哲学の影響か、DAIGOも生活のあり方を見直しているのかもしれない。
そう思えるほど、同ドラマには見る者に来し方行く末をしみじみ考えさせるテーマが込められて来た。
1作目はとにかく「家を売りまくる」側面が強調された。しかも今までにないドラマに仕立てる努力がとにかく目立つ作りだった。
例えば、「私に売れない家はない」の決まり文句。部下に命令する際、「GO!」と叫ぶと北川景子の顔にカメラがクイックズームすると同時に、小さな突風が髪をなびかせた。
眼を大きく見開き相手をにらみつける際にも、クイックズームやアップサイズへの短いカットの積み重ねが多用され、さらに後光のようにキラリと光まで付加された。
股旅もの(=さすらいのガンマンもの)の要素と、バラエティ調の演出。かくしてとがったドラマが仕上げられていた。
ところが2作目では、取り上げるテーマが社会派となり、ボディブローのように見る者にずしりと迫るようになってきた。LGBT・ワーママ・W不倫・親子論・働き方改革など、世間で話題となっている課題を取り上げ、炎上をものともせずに突っ込むようになった。
ここが1作目と異なり、2作目は全て二桁で安定した視聴率をとるようになった秘訣(ひけつ)かもしれない。
こうした人生哲学は、後半になるほど奥深くなってきたようだ。
例えば第2話では終活について、北川は遠慮のない主張をネットカフェで暮らす高齢者にぶつけた。
「人の死に孤独でない死はありません。一人で死のうと大勢の家族に囲まれて死のうと、人は一人で死ぬのです。いい年をこいてそんなことも分からない人間は“甘ったれ”というほかありません!」
第4話では、いつまでも親のスネに頼る子供にあまい老夫婦に対して、厳しく批判した。
「あなたは十分世の中のために、会社のために、家族のために働きました。その結晶である尊いお金を“時短を美徳”とし、楽して得することを夢見、“親のスネをかじれるだけかじってやろう”とする若者のために使うことはありません!」
人生80年時代の親離れ・子離れの必要性を説いたのである。
第6話は、今や世間から激しくバッシングされる不倫問題に斬り込んだ。
ダブル不倫の2組の夫婦を前に、夫婦関係を“ホーム”、恋愛関係を“エロス”と呼び、両立させても良いと説いた。
「人が人を恋しいと思う心こそ、人の命を生きづかせる源」と言い放ち、気持ちそのものを否定しない。人を思う心はどのような形であれ、自らを幸せにするパワーになるというメッセージが、炎上覚悟で込められた回だった。
第7話は女性の働き方問題。
育児を理由に価値観を押し付けるワーママに対し、「あなたは子どもをタテにすれば周りがすべてひれ伏すと思っている」と黙らせる。
同時に保育園から遠いが、ワーママの夫の会社に近い家を斡旋(あっせん)した。実は夫の会社には託児所ができる。つまり夫を育児に巻き込む作戦だった。
この回は輝く女性の働く場を広げるという“ウーマンプロジェクト”が取り上げられた。ところが北川は、「女性に仕事と家事を両立させるためのプロジェクトならば、そんなものはくたばってしまえ」と言い放った。女性だけに「輝け!」と迫られる風潮の欺瞞性(ぎまんせい)を批判したのである。
そして第9話は、仕事論に真正面から迫っていた。
デザイナーのために不評なリノベ物件を売ろうとする庭野(工藤阿須加)だったが、うまく売れない。そこで北川は母と暮らしたいという顧客の希望を実現すべく、畳を前提とした家に再度リノベーションする。
「家は住む人がいて初めて家である。内装のデザインもお客様のためであって、設計デザイナーのものではない。どんなに設備の整った介護の行き届いた施設でも、見知らぬ街の見知らぬ人に囲まれたとたん、生きる気力を失ってしまうお年寄りは多い」と言い放つ。
そして「不動産屋ならお客様にとって代わりの効かないものは何か、それを見極めろ。それが見極められなければ家は売れない」というのである。
役柄の上とは言え、北川の口から発せられる数々の人生哲学。
夫のDAIGOも、しみじみと考えざるを得なかった可能性がある。その結果として、忙しい北川のために料理を作るようになったのかもしれない。
見る者の考え方に影響を及ぼす「家売るオンナの逆襲」の人生哲学。今一度かみしめ直しておきたいものが少なくない。
文・鈴木祐司 次世代メディア研究所
提供元:Yahooニュース