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「小室圭さんの借金」東国原英夫氏のワイドショー発言はあまりに粗雑すぎる(成城大学教授・森暢平)(日刊ゲンダイDIGITAL)

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小室圭さん(29)の帰国当日の27日、テレビ各局の騒ぎ方は異常だった。
成田空港から横浜の小室さん宅まで、ヘリコプターで追跡する社まで出現した。最も熱心だったTBSの井上貴博アナウンサーが番組(Nスタ)で、「ここまで一挙手一投足、生中継で伝える必要があるのかという皆さんの懐疑的な声もこちらに届いて来そうではあります」とアナウンスするほどだから笑えない。
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言いたいことは多いが、ここでは、小室さんの搭乗した飛行機の着陸を生中継までしたCBC(TBS系)の「ゴゴスマ」に絞って言わせてもらう。飛行機到着まで間を持たせるため、コメンテーターたちによる粗雑な発言があまりにも目立ったためだ。
特に問題だと思ったのは、元宮崎県知事の東国原英夫氏である。東国原氏は、小室さんが4月に発表した金銭トラブルの説明文書(以下、「小室文書」)について、次のように触れた。
「28ページの法律文書ですよ。あの冷たい感じのする。(略)解決金については払う意思がないと言ったにもかかわらず、4日後には解決金をまた払う意志もあるみたいな、前言を翻されたんですよね。そうなんですよ。じゃ、解決金を払うというのがあるんであれば、なぜ3年前からそれをやらなかったんですかと。春に文書を出して、国民から非常に批判を受けて、批判を受けたから『やっぱり解決金を払う意向で考えます』となったわけですよね。こうやってなにか、意思がね、国民の反応とかそういったものを見ながら変わっていくということにはどうも懐疑的なんですよね。今回の(ニューヨークでの)ご挨拶も第1日目はガン無視しておいて、2日目、3日目ぐらいから修正していくじゃないですか。ああいうのがどうもね、ちょっと僕はストンと落ちないんですよね」。
■無理解と誤解による発言
この発言は問題の無理解に基づいている。「小室文書」をきちんと読み込んでいないのに発言している疑いさえある。「小室文書」で解決金を払わないと言っているのは、交渉を始める段階のことである。小室さんは次のように書く。
<報道が事実と異なることに思うところはありましたが、解決金をお渡しして和解することができればそれがよいのではと考えました。そこで、この考えについて再び複数の弁護士に意見を求めたところ、たとえ解決金としてお金を渡したとしても、そのお金は借金の返済だったと誤解されてしまうだろう、世間からはやはり借金だったのだと見られてしまうだろうがそれでもかまわないか、といったアドバイスを受けました。報道のされ方を見ていると、確かにお金をお渡しすれば借金だったことにされてしまう可能性は高いように思えました>
小室さんは、借金を踏み倒そうとしていたとは思われたくなかったと言っている。今年3月まで解決金という方法を提示しなかったのは、<きちんと話し合いをすることなく、解決金を材料に話し合いを終わらせるのは本当の意味での解決にはなりませんし、本当の意味での解決にならなければ、解決金をお渡ししても借金だったことにされる可能性は否定できないままで本末転倒になると考えたため>である。
その後、2019年5月から交渉が開始された。約400万円の金銭受け渡しの一つひとつについて、借金なのか、贈与なのか、認識の相違を埋めていこうという方針で交渉が開始された(誤解があるが、小室さん側は、すべてが借金でないとは主張していない)。
1年半の話し合いの中で、双方の認識は全く埋まらなかった。2019年11月の段階で、元婚約者の側から「もはや金銭の請求はしない」という意向が示された。小室さん側が「解決したと解釈して差し支えないのか」と問うと、「解決したとは思っていない」という回答であった。双方が納得する解決への提案をしてほしいという要望にも返事がなかった。
そのうち、昨年11月、元婚約者側の主張が一方的に書かれた『週刊現代』の記事が公表され、小室さん側は誠実に交渉することの困難を感じ、方針転換の必要性を認識したと考えられる。
そこで、これまでの沈黙方針を破り、「小室文書」を発表した。同時に、これまでの交渉方針では行き詰まりを打開できないため、解決金をベースとした交渉に方針を変更したのである。
東国原氏は、解決金を一切払わない方針が、国民の批判を受けたから突然に翻されたように語っている。誤解である。交渉の方針転換は、それよりかなり前には決まっていて、ただ「小室文書」の4日後に発表されただけのことである。
東国原氏は、この28ページの文書を読む読解力がないか、よく読んでいないかのどちらかである。そのような人が、この問題を評論する資格があるのかという疑いも生じる。
東国原氏は次のようにも言う。
「現時点で解決できなくても、解決しますとか、これからの展望についてですね、何か一言あればですね、そうするとやっぱり、多くの国民の皆さんがちょっとほっとするんじゃないかなあと思うんですね。その意向が、この3年間なかったものですから、僕はどうなのかなあっていうですね。この諸問題を解決できない人が、弁護士として諸問題を解決できていけるのかなあみたいな感じもしますよね」
ひどい言いがかりである。先ほどの「ガン無視」という物言いを含め、小室さんの人格をも否定している。「小室文書」によれば、沈黙を守ったのは元婚約者のプライバシーを晒さないためであり、対立しているような誤解をされたくなかったためである。
■小室さんが解決を引き伸ばしたいはずがない
そもそも、こうした私人間の借金トラブルの交渉の「展望」を途中で説明することは、普通はない。通常の交渉が行われず、週刊誌とつながりを持つ元婚約者代理人の周辺から、一方的な情報が週刊誌に流れることが、交渉を進展させることの障壁だった。弁護士資格を持つ小室さんの代理人は、元婚約者を相手にした交渉に大きな困難を感じたであろう。
さて現在、元婚約者は小室さんの母親と会って、直接、説明を聞きたいと求めている。これについて小室さんの母親も、会おうという意思があることは、この夏一度面会がセットアップされたことからもわかる。しかし、「体調」の関係で実現しなかった。
理由は、小室さんの母親が元婚約者に恐怖を感じているためであろう。小室さんと眞子さまの結婚の邪魔はしたくないと言いながら、実質的には息子の前に4年間も立ちはだかる人物、さらには、自分のプライバシー、それこそ2人の性関係のことまでしゃべる人物が元婚約者である。10年間の空白のあとに、普通に会える神経を持つ女性のほうが珍しい。
息子のために、会えるものなら会って話をすべきことはわかっている。しかし、彼女の「心」がそれを許さない。
ゴゴスマを含め、小室さん側が解決を引き延ばそうとしているように報じるメディアが多いが、果たしてどうか。小室さんの側こそ早く解決したいのは、少し考えればわかることである。
番組のなかで、CBC特別解説委員の石塚元章氏が「(母親が)なぜお会いになろうとおっしゃらないのか、なかなかわかりづらい。何か思いがあるのかもしれませんけど」などと述べている。こんな基本的なことも想像できない方が、特別解説委員を名乗るテレビ局が存在すること自体、信じられない。
多くのワイドショーの中で、「借金」問題の誤解が増幅され、「小室さんは、もっと説明しろ」という世論になる。みな、「小室文書」をきちんと読まず、印象で小室さんを批判しているのである。
テレビ局は無責任なコメンテーターの無責任な発言に乗って番組を作っている。司会者も細かい事実関係をよく知らないのに相槌を打ち、世論を誘導してしまう。
私は眞子さまの結婚問題をフォローしているため、やむをえず27日は1日中、ワイドショーを見て全くうんざりした。ましてや、一般視聴者は、こんな過剰報道にあきあきしているのではないか。
▽森暢平(もり・ようへい) 成城大学文芸学部教授。元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。
提供元:Yahooニュース

