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妻に暴力の疑い 金本容疑者の3代目タイガーマスク時代(THE PAGE)


 “喧嘩番長”のニックネームで人気を博したプロレスラー・金本浩二(本名=金日宇)容疑者(52)が、妻への暴行の疑いで現行犯逮捕されたニュースは多くのファンに波紋を呼んでいる。特に金本容疑者は新日本プロレス在籍時に、一時期ではあるが3代目タイガーマスクとしても活動したことがあり、今回の報道でもタイガーマスク逮捕の文字が見出しなどに躍った。漫画やアニメ、プロレスのヒーローであるタイガーマスクという名前自体に傷がついたと嘆くファンも少なくない。金本容疑者による3代目タイガーマスクとは、どんな存在だったのだろうか。
 金本容疑者は神戸市中央区の自宅マンションで、25歳の妻と、生後数ヵ月の息子と3人で暮らしていたが、1日の午前0時半ごろ妻を殴った(頭部を平手で叩いた)という。妻が「夫とケンカし暴言を吐かれた」と110番通報、駆けつけた兵庫県警生田署の署員に現行犯逮捕された。金本容疑者は「妻が勝手に自分の携帯電話を見て浮気を疑い、しつこく質してきた。鬱憤がたまっていた」と供述。なお、妻にケガはないという。


 報道直後からプロレスファンの声がネット上に続々と投稿され、金本容疑者のキレやすい性格に関するエピソードも書き込まれている。


 「関係者の間でも、気の短さは要注意とされていました。レスラー仲間でも恐れられている面があったし、会場で観客に手を出したこともある。その観客にも否がなかったとは言いきれないかもしれないが、何があってもプロが素人に手を出すことは許されません」と指摘するのは、スポーツ紙の40代男性記者だ。
 金本容疑者が3代目タイガーマスクとして活動した期間は1年足らずと、けっして長くはない。90年に新日本プロレスに入門、91年にメキシコへ渡って海外修行し、92年に帰国後、3代目タイガーマスクに抜てきされたのだった。


 80年代前半に社会現象と言われるほどのブームを巻き起こした初代タイガーマスクの後を継ぐ形となった2代目タイガーマスクは、当時全日本プロレス期待の若手だった故・三沢光晴さんだった。


 「小柄で軽快な動きが“四次元殺法”といわれた初代とは異なるタイプ。最初こそ、初代に寄せたアクロバティックな動きを見せましたが、やがて恵まれた体格を活かしヘビー級に転向、初代と異なる大型のタイガーに成長して独自のキャラを確立しました」(元プロレス専門誌の50代男性記者)

提供元:Yahooニュース
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