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プロの道?良妻賢母の道?ドラマ「グッドワイフ」が女性にウケる理由(ELLE ONLINE)

夫の裏切りによって人生が一変した妻、蓮見杏子 (常盤貴子)が、16年ぶりに弁護士に復帰する、人気米ドラマの日本版「グッドワイフ」は何でこんなに女性に人気なの? ニューヨーク州弁護士で元財務官僚の山口真由さんが考察。
蓮見杏子は、あくまで「グッドワイフ」。母であり、妻であるわけです、弁護士である前に。母なのよ、妻なのよ、弁護士である前に。蓮見杏子の夫・蓮見壮一郎(憧れの唐沢寿明さん演じる!)は、若くして特捜部長に抜擢された検察きってのエリートです。ところが、その彼が、あろうことか、贈賄疑惑と女性スキャンダルにまみれて収監されてしまう。そこで、もともととっても優秀なんだけど、16年間ずっと家庭におさまっていた杏子が、子どもとの生活を守るために弁護士として働きに出るというところが、このドラマのポイント。
それが凝縮されているのが、杏子がアクリル板越しに収監されてる壮一郎と面会するシーンの「逆だったらよかったのに」っていうセリフ。つまり、こういうことです。汚職と不倫スキャンダルのうち、壮一郎は不倫は認めて汚職だけは絶対に認めないで戦ってる。で、杏子としては、「汚職は魔が差したけど、不倫だけは絶対にしていないってあなたが言うのなら、私、あなたをもう一度信じて支えようって思えるのに」って考えているという。
で、ここで我々の前には2つの道が分かれているわけです。まず、あくまでプロフェッショナルとしての自分を貫く道、それから良妻賢母としての道。法律家の観点からいえば、贈収賄は刑事事件、不貞行為は民事の損害賠償案件となります。そして、刑事の罪を犯すような輩は、民事上の法律違反よりもさらに一段上の悪い奴。だから、不倫しても牢屋に入らないけど、汚職したら身柄を拘束されて取り調べられるのです。
つまり、杏子がどこまでも弁護士としてのアイデンティティを貫くならば、「不倫は認めてお見舞金でもなんでも支払って解決しましょ。でも、汚職は絶対に認めちゃだめよ、最後まで戦いましょ」というべきところのはず。ん? 世間の常識には反しているという声が聞こえてきそう。そう、100%プロフェッショナルならば、「汚職× 不倫△」と言い切り、女としての弱味を見せてはならないのです(私の独断と偏見です)。
提供元:Yahooニュース